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【バトン連載】人を繋ぐ、モノを繋ぐ|縁をつなぐエッセイ vol.13|文:リナ@石垣島

はーい!呼びました?リナです。
前回同様、うるさい感じですみません。笑

いくえー♡
私以上に私の事を紹介してくれてありがとう
大好き♡

さて。
彼女と私の縁を繋ぐキッカケになった、「タコライスのくだり」
実は私、憶えていません…何かホントすみません…汗

でもね!
私にとっては“忘れてしまうほど些細なこと”が、彼女にとっては“その後の人生までも(大袈裟?笑)変えるキッカケ”になったって、凄くないですか!?
何がキッカケで、何が縁で、その後の自分が変わるか分からない。
人生ってホント面白いですね。

ふたりのこと

私、人生には要所要所で“ガイド”になる人って必ず居ると思うんですよ。
きっと私は「いくえに“石垣島と私の母”を繋げるガイド」だったんだなーって感じています。

というのも、私の母といくえ、彼女は「ウマが合う」と表現してましたが、
私からすると、ふたりはまるで古くからの友人の様な、同級生の様な、親子の様な、とても不思議な関係で、何というか「魂の繋がりが深い」と感じてしまうのです。あ、私って、このふたりが出会う為の“ガイド”だったのかも?って思えるんですよ。

それって何だか光栄だし嬉しい。
“私がキューピットになって推しCP(カプ)誕生!”みたいな気持ちです。笑
いくえは、タコライスキッカケで、私をガイドに石垣島へ来て(私東京に入れ違ったりしたけど笑)、私の母や沢山の人と出会って、今現在この島で家族を作って暮らしてる。
そう考えると本当に人生ってすごい。
縁ってすごい。繋がるってすごい。

わたしのこと

ここで私自身の事を。
私は物心ついた時から「図画工作」が大好きで、ずーーーっと何かしら作ったり描いたりして過ごしてました。
本や漫画大好きで、現在書店で働いています。
(ホントは書店員ぽくオススメ漫画でも紹介したいトコロですが割愛。笑)

初めて自分の作った商品(その頃は編みぐるみやポーチ)を販売したのは高校生の頃。
20~30代では「イロドリ」という名で、ビーズ刺繍やコラージュを施した絵を受注販売。
出産後は、息子用に始めたのがキッカケで、「あおmade」という名で子供用の帽子やポーチを販売。
思い返すともう20年以上、「ハンドメイド作家」として、細々と活動してきた。という事になります。

「イロドリ」の作品集

そんな私が今年に入り新しく作り始めたのが、”インド刺し子の小物たち”です。
「カンタキルト」「ラリーキルト」と呼ばれていて、使い古したサリー等の衣服を重ね、繋ぎ合わせ、1針1針刺し子をして丈夫に仕上げた布のことです。
インドでは昔から「古布には邪悪なものを遠ざける力がある」とされていて、布をとても大事にするという、とても素敵な風習があるそうです。

カンタキルトのこと

これ、私を筆頭に世のお母さんあるあるだと思うのですが、子供の成長と共に、次々とサイズアウトしていく服たち…
そして母である自分の、歳を重ね、デザイン的にも体型的にも(泣)着れない服たち…

子供の成長は嬉しいよ?(自分の横の成長は別として)
でも、着られなくなるのは寂しい。
この服もあの服も大好きだったし、想い入れありすぎて捨てられない!
そしてクローゼットや衣装ケースは思い出だらけ…

そんな、大切で大好きな思い出たちを重ねて、紡いで、別のカタチに生まれ変わらせていけたら。違う役割として、また一緒に時間を過ごしていけたら。

そんな気持ちと、このカンタキルトの在り方がピッタリとハマってしまって!
日本の刺し子の様に規則的で幾何学的な図柄も美しいのですが、インド刺し子のランダムで歪なラインでもOK!なステッチがまた可愛くって、私の心は鷲掴みにされました。

カンタキルトの小物たち

あおmadeキルト

それでスタートさせたのが「あおmadeキルト」なのです。
先ずは、私個人のハギレや古布を利用してスタートさせ、先月は初めての販売会も出来ました。
受注販売(お客様個人の古布を使ってのアイテム作り)も、モニターをしてもらい徐々に出来上がっています。
3人兄妹のお子さんの服と、ママ本人の、大切だけど使いきれず眠っていたアフリカン布を使って、家族分のコースターとママのポーチを作らせて頂きました♡

子供達の服を使った家族分のコースターとママのポーチ

今月には受注販売も受付開始できる様、準備中です。

「自分」や「家族」だったり、「別の誰か」が大好きで大切にしていた古布。それが新しいカタチになって、それをまた、「別の誰か」が大好きになって使っていく。
それって、“Happyが繋がっていく”って事だと思うのです。
4年ぶりにハンドメイドを再開させ、今まで以上に「人と人との繋がり」を意識したアイテムを製作し始めた時にやってきたこのバトン。
正にタイムリー。正にシンクロ。
本当に人生って面白いし、感謝で溢れます。

子供用帽子やポーチたち

つなぐバトン

さて。
先程記述した「人生の要所要所でのガイド」。
私にとっての、ガイドの1人!と思えるあーやーに、次のバトンを繋げたいと思います。

彼女は人と人を繋げる天才!
沢山の素敵な人や出来事を繋げてくれました。
本誌でマヤ暦連載しているちえちゃんとも、彼女がキッカケで繋がれた素敵なご縁です♡
そんな彼女の事を、私はハブ(各所を繋げるの意)と呼んでいます笑

あーやーが繋げてくれた素敵なご縁

あーやーはとっても素敵な美容室「アメリ」を営んでいます。
彼女の溢れんばかりの愛情と癒やしのパワーを貰えるアメリでの時間は、私の宝物です。
あーやー♡バトンよろしくねー♡


▼「縁をつなぐエッセイ」の記事集です!


この記事を書いた人

リナ
石垣出身
書店員(コミック担当)。
戦争歴史好き(山本五十六推し)の、ちょっと変わった息子を溺愛している母です。最近は息子共々「シマエナガ推し活」中。
「あおmade」という名でハンドメイド作家をしています。
Instagram:aone88linux


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