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勝手に入って遊んでいた小学生と、プロジェクトを始めてみた。(前編)
スタッフのよこしんです。
今回は、まる現場における、こども・若者との関わりの裏側を紹介します。
まるは内装工事を経て9月頃のオープン予定ですが、
現在も、スタッフがいる間はプレオープン的な開放を行っています。
そうしたら、ふらっと入ってきた小学生たちがいつの間にか居着いて、
気付いたら一緒にプロジェクトをやってみることになったのです。
今回は、その経緯を振り返ってみようと思います。
ドッチボールとポケモンカードの関係構築
わたしが最初に小学生たちと出会ったときは、当然、お互いが誰なのかもよくわからない状態でした。
ファーストコンタクトは、私がまるで作業をしていたら、少年たちが前を通りがかったとき。
少年たち「ここ何?」
わたし「こどもとか若者が自由に過ごせる場所。今度オープンすんだよね。ここで遊んでってもいいよ。入る?」
少年たち「うん、あそぶ~」
というような会話を交わして、まるに招き入れました。
彼らは小学4年生の男子3人組です。話を聞いてみると、すぐ近くの小学校に通っている近所のこども達でした。
とにかくポケモンカードが大好きで、勝手にその辺にデッキを並べ、試合開始。
「よこしんくんもやる?」と(なぜか彼らは私を「くん」付けで呼びます)言われたら、もちろん私も参戦します。
※まずはこの動画をみんなで見るところから始めました
横田「おれも小学校の頃ちょっとやってたわ。これ、エネルギーつければワザ使えるんだよね」
少年「よこしんくんの頃からポケカあんの!?これは無色エネルギーでね…」
横田「なるほどねーこれおもろいなあ」
少年「ぼくのデッキはくさタイプなんだけど、相手の逃げるエネルギーを増やせるから強くて…」
横田「なるほどなるほど」
といった具合に、なんとかルールを学び直し、小学生のデッキを借りて対戦しました。
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その間にも、他の子は走り回ったり、好きな子の話をしてきたりします。
私もポケモンカードをやる一方、彼らが何を好きなのか?習い事はしてるのか?好きなお菓子は何なのか?などたくさんの話をします。
直接「あなたのことを教えて」と聞かれても、うまく喋れません。
一緒に遊びながら、自分のことも相手のことも少しずつ話すのが、私にとっては心地いいコミュニケーションです。
ポケモンカードが終わったら、ドッチボールです。
「ドッチボールするから公園行こうよ」と誘われるので、
「よし、本気で行くぜ」とこれも参戦。
徒歩1分の公園で、小学生3人とボールを投げまくりました。
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結構いい勝負になり、私も本気で投げようと思ったのですが肩が痛くて限界でした。
そんな必死な姿を見て、小学生たちはかなり心を許してくれたようです。
帰り際には、「よこしんくん明日もいる?」と聞かれ、「いるよ」と返しました。
すると、翌日にはまた別の友だちを連れてきており、なんだか壮大なことになってきました。
興奮しながら、やってみたいことを考える
そんなことを何日か繰り返しているうちに、すっかり小学生たちとは打ち解けることができました。人懐っこい彼らに感謝です。
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