「みんなの公民館まる」の自己紹介。
静岡県焼津市の駅前通り商店街に今年オープン予定の「みんなの公民館まる」。今後このnote上では、メンバーシップの方向けに経営や運営の裏側を報告していきます。
まずは改めて、「まるって何?」を、簡単にお話しておきたいと思います。
コンセプトは「寄り道」
みんなの公民館まるのコンセプトは、「こども・若者の人生の寄り道」です。中学生・高校生・大学生を中心に、10代~20代が自由に立ち寄れる場所。そこに行けば誰かに会えて、思いがけない発見や出会いがある場所。
そして、この場所が、こども・若者の「表現」活動の拠点になってほしいとも思っています。
自分を表現する。地域を表現する。社会を表現する。
ちょっと絵を描いてみるでもいいし、好きな漫画について発表するのでもいい。
そうした活動の先に、「こども・若者が、存分に自分らしさを発揮できるまち」が生まれることを目指しています。
どこにあるの?
〒425-0027 静岡県焼津市栄町4丁目2−5
https://maps.app.goo.gl/MvYk2VVfDSjfbQCx7
焼津駅から徒歩9分、駅前通り商店街内。もともと新聞販売店で、その後は青年会議所として活用されていた建物すべてを「まる」にします。
みんなの図書館さんかくは目の前。徒歩5秒です。
1階、2階、そして屋上。
「まる」は2階建て+屋上の3フロア。
1階部分は、10代・20代のフリースペースとします。ボードゲームや本、漫画、ニンテンドースイッチのほか、模造紙や文房具、プロジェクターやスピーカーなどさまざまな備品を想定しています。
入り口脇にはバーカウンター。ドリンクバー(もちろんソフトドリンク)を設置して、10代でも楽しめる交流スペースを作ります。簡易なキッチンも用意する予定です。
勉強やゲーム、お喋り、読書など、1人1人が思い思いに過ごせる場所であり、時にはプレゼンテーションや上映会、お菓子作りなどのイベント会場にもなります。
2階部分は自習室、会議室、コワーキングスペースを設置予定。にぎやかな1階と違い、集中できる空間づくりを目指しています。
屋上の活用方針は具体的には未定。商店街を一望できる、広々としたバルコニーの可能性は無限大です。
居場所であり、活動拠点
まるは、週に4日程度、平日の放課後時間帯や休日の日中に開放予定。
大きく分けて「地域のこども・若者の居場所」「全国の若者の活動拠点」の2つの側面を持ちます。
地域の中高生は放課後や休日にふらっと立ち寄って、気ままな時間を過ごします。スタッフと対話しながら、まるで実現できたらワクワクするような企画を考えたり、地域をもっと面白くするアイデアを話しあったり。
県外からも集まる大学生は、休日や長期休暇期間中に焼津に滞在し、商店街をフィールドにプロジェクト活動に挑んだり、夜はバーカウンターで地域の大人と交流したり。
それぞれの目的で集まったこども・若者が、お互いに刺激を与えあいながら焼津での「寄り道」を楽しめる。そんな場所を作っていきたいと思います。
全国から集まったスタッフたち
現在、3名のスタッフと1名の大学生インターンが運営に関わっています。
どひじゅん(土肥潤也):まる発起人。すぐにガジェットを買ってしまう。料理が得意。バーベキューで頼れる。
https://note.com/dohijun/n/n936874a0dd06?magazine_key=mfda76c686642&from=membership-magazine
かんちゃん(鈴木貫司):青年海外協力隊OB。菊川市市民協働センター職員でもある。筋トレとキャンプが大好き。
https://note.com/maru_kominkan/n/n397de32226c8
よこしん(横田伸治):この記事の筆者。元新聞記者、東京と焼津の2拠点生活。根はとても明るい。https://note.com/maru_kominkan/n/n887c94b6d832
みさみさ(原田美彩):長野県出身。新潟県長岡市の大学を休学し、焼津に乗り込んだ。デザインとK-POPが好き。
https://note.com/maru_kominkan/n/n3da920f977ac
こども・若者たちとオープン準備中。
現在まるは、外部のデザイナーの方とロゴを協議したり、設計士の方と内装を相談したりしながら、9月ごろのオープンを目指しています。
すべてのプロセスに、中学生~大学生らが作る「まる準備会」が関わっています。
現在約20人のメンバーが集まっており、楽しく話したり、ワークショップをしたり、商店街イベントにブースを出したり、まるのDIYをしたりと積極的に活動しています。
「こども・若者が主役」への挑戦
まるは、民設民営で挑む、地域社会のあり方へのチャレンジです。
この記事では現時点での「まる自己紹介」を書きましたが、実際はこれからどんな場所になるのか、まだ誰にもわかりません。
私たちスタッフが決めていくのではなく、訪れたこども・若者自身が、まるを表現していくのでしょう。
このnoteでは、まるを応援し、一緒に作ってくれる皆さまを募集しています。今後は、経営の仕組みづくりや、現場の運営の裏側を思い切って発信していきます。
https://note.com/maru_kominkan/membership/join?preview=true
ぜひメンバーシップ登録して、これからのまるを見守ってもらえたら嬉しいです。