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#22 絵が苦手と感じているあなたにも「ビジュアルシンキングはできる」と伝えたい。


これまでビジュアルシンキング教室をする度にほぼ100%寄せられる質問があります。

「絵が苦手(下手)なんです、、、」

断言します。
絵が苦手でも、うまくなくても全然OKです。

気持ちの問題ではなく、理由があります。

そのビジュアルシンキング、なんのため?

そもそも、ビジュアルシンキングで何をしたいのでしょう?

ビジュアルシンキングをしたい人の目的は、①自分との対話(内省、思考整理)②他人との対話・議論のどちらかがほとんどです。

もしあなたが自分との対話をしたいだけなら、文字も図も、読む相手はあなただけ。

周りの100人が「いや、それりんごとは言えないでしょ」と思ったりんごの図だって、あなたがわかるなら何の問題もありません。


そして、②他人との対話・議論に使う時も心配ないです。なぜなら、ビジュアルシンキングでは図以外にも「文字」が使えるから。

図だけで伝えなければならない、なんてルールはないんです。

もし伝わらないようであれば、何の図のつもりか、近くに文字でサポートしてあげましょう。


複数の人でビジュアルシンキングをするなら、絵の上手さうんぬんよりお互いが意見を出しやすい場つくりがとても大切です。

想像してみてください。

・3人(A、B、Cさん)でホワイトボードを囲んで話し合っています。

・そのうちの1人、Aさんが先陣きって絵を精巧に(上手く)かきました。

・…BさんCさんの心の声が聞こえてきます。
「Aさん、絵がうますぎる!こんな後に次書くの気まずい…Cさん(Bさん)はどうなんだろう。先に書いてくれないかなぁ。」


こんな状態では、3人が気持ちよく対話することはむずかしいでしょう。

絵が得意な人ほど場に対する思いやりが必要なのかもしれません。他の人に先に書いてもらってあえてシンプルに書くといったやさしさがあるといいかと思います。

複数人で対話するんだから、1つの図を1人で書ききる必要もないんです。図をみんなで目線をあわせながら完成させるプロセスをお互いの理解を深めるチャンスにしたらいいかもしれません。

あくまでビジュアルシンキングは対話のためのツール。その場その場にあわせて、あり方を柔軟に変えられたらいいのかなと思います。くり返しですが、1人の絵の上手い・下手はそんなに重要ではないと思っています。

絵がうまくなってから、アイコンがかけるようになってから…はもうやめよう

1番もったいないのは、絵がうまくなってから、アイコンをある程度おぼえてから…とビジュアルシンキングをはじめるまでの時間がのびてしまうこと。

時は金なり。
アイコンはかけなくても「〇〇アイコン」と検索すれば大概でてきます。

だから、もう大丈夫。今から書いて考えてみましょう!

なお、現在ビジュアルシンキング教室は、赤ちゃんがいる生活のためお休みしております。

赤ちゃんの声が入ったり、ちょっとした中断なら気にしない!今やりたい!という方はインスタのDM( @maru_grareco )にてご連絡をお待ちしております。


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