海外送金の手数料・スピードの記録(SMBC信託銀行→海外・USD100程度)
金融はグローバルとはいえ、個人の海外送金には様々なハードルが立ちはだかります。
・送金銀行手数料が高い。
・到着するまで中継手数料や着金手数料がわからない
・条件が多い。(金額や送金先についてなど)
・そもそも取り扱いしてない銀行もある
海外旅行に行ったり、海外サイトでの買い物だけならクレジットカードを使えばいいわけですから、正直海外の銀行口座に送金する機会って確かにそもそもあんまりないのかもしれません。でも、海外に不動産を持っていたり、事業をしていたり、子供を留学させていたりなど、現金を送るというニーズがだんだん増えてきているはずです。そんなニーズをお持ちの方に少しでも参考になればうれしいです。今回はちょっとコストが惜しいですが、テストとして少額を送った際のものです。
送金元の銀行 Sending bank / Payer's Bank
SMBC信託銀行
送金先銀行 Receiving / Beneficiary Bank
DBS Bank (Singapore)
送金金額
USD 100
送金銀行手数料(SMBC信託銀行に払うもの)
JPY 3500 (円普通預金口座から円で引き落とし)
中継銀行手数料 (どこかは不明、おそらくCitiかJPMかその両方)
USD 10
受取銀行手数料 (DBSに払うもの)
SGD 10 (USDに換算されて着金額から引かれる、今回7.4ドル程度)
着金額(各種手数料払った後実際にUSD口座に入金された額)
USD 82.6
総コスト
JPY 3500 + USD 10 + SGD 10 = USD42.4 (≒ 6000円弱)
スピード
プレスティアオンラインで送金指示を出してからものの数分でDBSのオンラインバンキングで着金確認できました。
総評
送金のやり方も着金確認も非常にスムーズでした。手数料が6000円かかったのは想定内とはいえ、高いです。でも想定外のコストがかからずによかった。今回はテスト目的の100ドルだけでしたが、今後少しまとまった金額で送金する予定があるので、ちゃんとUSD建てのまま(勝手にSGDやJPY転されずに)送金できるかという確認と、手数料の確認という意味でのテストでした。USDの決済の場合は普通は金額にかかわらず固定手数料のはずなので、大きな金額を送ってもこのルートであれば6000円で送れるはずです。次回高額送金をした際にそれを確かめます。
注意点
SMBC信託銀行は事前に海外送金サービスの申し込みが必要、かつ送金先の事前登録が必要です。