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「怒り」を5W1Hで分解してみた話 -1ヶ月書くチャレンジ Day8-

こんにちは。まるやまです🍡

8日目のテーマは「最近怒ったこと」です。

いつからなのか忘れてしまいましたが、腹を立てたりイライラしたりする機会がとんと減りました。このところ怒った記憶がありません。

体力を使って疲れるわりに解決はしないことがほとんどです。また、興味が自分の内側に向いているため、他人への関心がうすくて感情を抱きにくいのだと思います。

成人するまではさまざまな意味で制限の多い時期ですから、怒りを感じる場面も少なからずあったと思います。歳を重ねるごとに気が長くなっているのでしょうか。

「怒り」はわたしが最も苦手で、かつ最も時間をかけて考えてきた感情です。

怒ると一言で表してもいろいろな意味や状態が含まれています。今日は、直近で怒った話を書く代わりに「怒り」について深掘りしてみようと思います。

まずは誰に対して怒るか。怒りを抱く対象は自分か他人かの二種類あります。

どのように怒るか。内側に秘めてぐつぐつ煮る、外側にぶつけて解消するが考えられます。

何をして怒るか。これは言葉で表す人も、行動で表す人もいますよね。いいか悪いかは置いておきます。

どこで怒るか。これは場所を問わない人もいるし、外では怒りを表に出さないけど家では出す人もいます。家では出さずに外では出す人も。現代ではリアルかネットかでも分かれそうです。

いつ怒るか。仕事の同僚といるとき、子どもといるときなど特定の人がトリガーかもしれません。お腹が空いているとき、お酒を飲んだとき、特定の状態がカッとなりやすいこともありそうです。給料日の直前やホルモンバランスの関係など、イライラしやすい時期がある場合も少なくないかもしれません。人によって「いつポイント」が違うのは興味深いところです。

なぜ怒るかは、長いあいだ考えてきたことの一つです。そもそも感情は湧き出るもので、水道の蛇口のように開けたり閉めたりはできません。後からケアすることはできても、前もってコントロールするのは不可能だと思っています。

誰かから怒られたり他の人なら怒るだろうなという場面にわたしが立ち会ったりすると、たいてい「哀しみ」が湧いてきます。涙を流すこともあります。

喜怒哀楽と言いますが、哀しみと怒りは近い感情な気がしています。

例えば、家族に「引き出しを片付けてね」と頼んだけれど時間が経っても片付いていないのを怒ったとします。

こうして欲しいと思っていたのに、返ってきたものが自分の期待と違っていた。こう考えると「哀しい」にも当てはまる気がします。

もう一つ、通勤で乗る電車が事故で止まってしまい「いつ運行を再開するか分からない」と返す駅員さんに怒ったとします。

出社する時間は決まっているのに、間に合わないかもしれない。ミーティングに遅刻したら上司から叱責されるかもしれない。これは「焦り」や「心配」が該当しそうですが、ネガティブな感情という意味では「哀しみ」に似ています。

比べてみると、同じシチュエーションに怒りと哀しみが共存していそうです。

二つは反対の位置にあって人によりどちらかを選んでいるのか、同じ線上にあるのかはまだしっくり来る答えが見つかっていません。

昔から人の顔色を見る癖があったからか、怒りにまつわるシーンを見ると観察してしまいます。この人はどうして怒っているのだろう? と考えると、先ほど書いてきたような背景や価値観が見えることもあります。

長い時間かけると怒る人や怒られている人に共感してしまいます。気持ちが引きずられてしまうのでやりすぎには注意です。

どうしてこの人はすぐ怒るのだろうとか、すぐ怒ってしまうのだけどどうやったら直せるだろうと悩んでいる方は、この5W1Hを使って「怒りポイント」を分解してみるのはいかがでしょうか。

ざっくりと「怒られるのが怖い」や「すぐ怒るのを気をつけたい」と思うのから、もう少し細かいヒントのようなものが見えてくるかもしれません。

この記事は、いしかわゆきさん著「書く習慣」の巻末で提案されている「1ヶ月書くチャレンジ」を実践しています。
30個のテーマを1日1個ずつ書いていきます。


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