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研究者みたいに黙々と夢中になったっていいじゃない -1ヶ月書くチャレンジ Day14-

こんにちは。まるやまです🍡

14日目のテーマは「これまでに夢中になったモノやコト」です。

本日はちょいと内省に寄った記事になりました。考えながら書いているライブ感が伝われば幸いです。

特にコトで考えたとき、わたしの中で「夢中」と「研究」は近いところにあります。

今まで夢中になった経験を思い出すと「それ自体に熱を上げて他のことが考えられない状態になった」というより「研究してたら人から『夢中だね』と言われて気づいた」ものが多いからです。

好きだからこそ長い時間かけて取り組めるのだとも思うのです。とはいえ前者ほど「うわーー!! 好きじゃーー!!」感は強くないイメージです。ただのテンションの問題かしら?

寝るのを放棄して徹夜でなにかをしたり、おなかが空いたりトイレに行きたいのを我慢したりしてでもぶっ続けで作業することは今もたびたびあります。

よく言われる「寝食を忘れる」って感覚は特になくて、これはまた違うのかな? と頭をひねっています。

睡眠は無理にでも起きていれば頭が働いてきますが、眠いは眠いです。空腹が続けば倒れるし排泄しなければ体に影響が出ますから、その欲求が頭から抜けてしまうほど没頭できるってどんな感じなんでしょうか。ちょっと気になります。

さて、肝心のなにに夢中になったかの話です。

学生の頃はオタク活動に時間を割きました。小説のようなものを夜なべして書いては印刷所で本をこさえ、イベントへ頒布しに行ったり、ネット上で公開したりしていました。

オタクの創作とインターネットの相性ってものすごく良いんですよね。モノという形にしづらい動画や音源を作ると、公開できるWebサイトに投げ、作っては投げしていました。明け方に布団へ倒れても1限の講義に出ていたあの頃の時間割はもう再現できません。

ある時、ラノベ作家になりたいと意気込む友人に、いろんな出版社のライトノベルを読み比べて流行のジャンルや傾向をまとめたノートを渡したことがあります。シリーズ続刊が多いからぜんぶ読んだかは定かでないけど、100冊は目を通したのじゃないかしら。

YouTuberの活動をしたいと話す友人の手伝いがしたくて、今まで見たことのなかった有名なYouTuberやVTuberの動画を300本ほど日がな夜通しで見たこともあります。

文章にすると「オタク活動に夢中だったんだね!」とか「ラノベとかVTuberに夢中だったんだね!」と捉えられると思います。

わたしの意識では「ただ研究してた」だったりします。分かりやすく研究と表現していますが、ゴリゴリ文系の者です。素人が調べたり考えたりできる範囲です。

オタク活動だと、好きな作品という前提のもとでどんな本を作れば見てくれる人が増えるのか、どう工夫すればたくさん手に取ってもらえるのかを実験するのに興味がありました。

ラノベやYouTubeもしかりです。

面白い作品やひいきのYouTuberもチェックしつつ、どんな系統が人気でどの内容だと伸びてないのか、レビューやコメントが多いのと少ないのを比べたり調べたりに最も時間をかけています。

自分がなにに引っかかってるのか書きながら考えています。

「◯◯に夢中になる」という言葉に名詞を当てはめないといけないと思い込んでいる節がありますね。あるいは、夢中に対して前のめりだったりアクティブなイメージを持ちすぎているのかもしれません。

研究者のように淡々と、黙々と「研究することに夢中になる」だってアリですよね。

そういえば「人」に夢中になったことはない気がします。アイドルやアーティストのライブで全国を行脚したりだとか、芸能人や役者にハマって出演しているあらゆる作品を見るだとか。

まわりの友だちが旅費で万札が吹き飛ぶのに泣きつつも、楽しそうに推し活やライブを巡るのを見ると「夢中の対象とリアルタイムを共有できる」のもステキだなと思います。

この記事は、いしかわゆきさん著「書く習慣」の巻末で提案されている「1ヶ月書くチャレンジ」を実践しています。
30個のテーマを1日1個ずつ書いていきます。


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