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次の人につなげる発信のバトン -1ヶ月書くチャレンジ Day9-

こんにちは。まるやまです🍡

9日目のテーマは「最近泣いたこと」です。

わたしはよく泣きます。嬉しくても悲しくても感動しても、気持ちの動きを強い刺激と受け取る気質ですぐ涙が出てきてしまいます。

映画やマンガなどの作られた物語でさえ、キャラクターの感情が伝わってくると胸のあたりが痺れたようにジンとして込み上げます。それが我慢できずにぽろぽろ溢れてくるのです。

さて、本日はたいへんリアルタイムな話です。夕方のニュース番組でとあるコーナーを見て、その行動や想いに思わず涙しました。

1型糖尿病の男性が、全国を自転車で巡る活動をされているという取材を元にした特集です。

わたしの身内も同じ病を持っており、日々インスリン注射を打ちながら血糖値をコントロールしています。この特集に出られている本間太希さんのことは身内から聞いて知りました。

糖尿病は、高齢者に多く生活習慣が原因でなる病気というイメージが強く持たれています。

しかし「1型」や「2型」など種類がいくつかに分かれています。1型は自己免疫の疾患などが原因で、子どもから大人まで誰でも急に発症する可能性があるそうです。

健常者であれば、血糖値はすい臓から出るインスリンで正常な範囲を保つことができますよね。

1型糖尿病の方はすい臓でインスリンが作れないため、外から入れないと上がった血糖値が下がりにくいとのこと。注射するインスリンの量を多くしすぎたり運動しすぎたりすると、低血糖で命に関わる状態になってしまうこともあるそうです。

世間のイメージにより心ない言葉をかけられたり、注射を打っている姿から良くない印象を持たれたりなど、偏見を受けて悲しい思いをされている患者さんもいらっしゃいます。

本間さんは同じ病の仲間と交流したり、1型糖尿病の正しい理解を広めたりするべく、全国をまわる挑戦を始められたとのことでした。

「自分の姿を見て発信を始める子どもがいると思うので、その子たちにつないで、1型糖尿病が治る病気になるまで発信を続けたい」という言葉がいちばん心に響きました。

調べたところ、糖尿病の患者さん全体で見ると1型は約5〜10%とけして高い割合ではありません。10代や20代の若い人が多いのも気にかかりますし、現代の医学では治らない病でもあるそうです。一生続く毎日の負担や苦労が本当に大きいことが想像できます。

当事者でないわたしが勝手に感想を紡ぐのはおこがましいと思います。ですが、自分は何の目的で発信していきたいのかという気持ちを改めて考えるきっかけ、それから大きな勇気をいただきました。

わたしは、正しい理解が追いついていない立場や共感を得られにくいマイノリティ側にいくつか属していると感じています。

患ったうつ病やパニック障害について、あるいは生きづらい気質や指向について発信するのを「たいした活動もしてないのに意味があるのだろうか」と考えて止めてしまうことが多くありました。

声を出せば存在が分かります。同じように困っている人が見つけてくれるかもしれません。

自分より若くて情報がなく、悩んでいる人に届いたら本望です。発信がバトンになって次の人の発信につながるかもしれません。

暑いなかで毎日たいへんな思いをしながら自転車を漕がれているのだと思います。活動の理由に大切な気づきをいただきました。

この記事を読んでくださり、関心をもっていただけたら上でご紹介した動画をぜひ一度タップしてみてください。

本間さんの想いが全国に伝わり、旅を無事に終えられますよう応援しております。

この記事は、いしかわゆきさん著「書く習慣」の巻末で提案されている「1ヶ月書くチャレンジ」を実践しています。
30個のテーマを1日1個ずつ書いていきます。


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