記憶に残しておきたいことってあるよね
5月の2週目のお話
●前提として(?)
普段一人暮らしをしている私は老化で体調のすぐれない父のサポートを
家族と協力して行っていて、普段は5つ年上の姉が実家に住みある程度の面倒を見てくれている。
何か手助けになればと思い、比較的仕事も落ち着いていたので、
その週はリモート勤務にしてもらい実家に帰ることにした。
(ほんとリモートって便利^^)
父の状態は本格的は介護が必要ではないが、失禁癖があるため、家族のサポートが必要な状態。姉も働いているので日中は父一人で家にいることになる。
父が一人で夜まで過ごしたら大変なことになるくらいには悪化している状況だった。
●彼氏との関係
彼との付き合いは2カ月弱くらいだが、最初から熱々恋愛ではなかったため、程よい距離感で仲良く過ごしていると思っていて、言いたいことも基本的には言えていた。
また、ディーラーの彼のお休みは月曜日と火曜日or水曜日だけど、
私の調整次第で割と会えている。
ただ、次の話題にはなかなか踏み込まないと話せない内容だと思う。
「両親の病気など家庭環境」について、
20代前半の私世代の両親は大抵まだまだ元気な家庭が多く、家族の病気に向き合う場面も多くないと思う。
そのため、父の介護で実家に帰って身体ダメージを受けている父と過ごしている自分への精神ダメージを話せずにいたし、話してしまったら離れるなんてことはないけど、相手が困ってしまうと思った。
自分が逆の立場で話されたら、きっと受け止めてあげたいけど正解の答えがわからないし、変に寄り添ってしまうのも気持ちが悪いなとかなんとか・・・・
考えているうちに日も暮れて、実家に帰ってから2-3日経った。
●そんな夜に
抱えすぎて一人で悩み更けてしまって、そんなタイミングが夜だとほんとに最悪で一つの悩みの種がすくすく育っていろんな所に実をつけだす。
その実も勝手にできたくせにしまいには、悲劇のヒロインマジックで「実が朽ちていってしまうわ・・!!」なんて感じで頭のなかが汚染されている状態になっちゃう。(伝われ)
そんなときの彼氏への連絡は気づいてほしい気持ちで塩対応でだいぶダルいのだけど、、
ちょうどその時の夜の気温が夏の夜みたいな感じだったので、
「今日の夜はすごく夏を感じているから、花火したいね」とLINEで呟いてみた。
前回会った時に寄ったコンビニに花火が売っていてその時にちょうど二人で花火の季節になるね。と話していた。
その夜、彼は残業していたし、1週間働く初日(月曜日みたいなもん)だったので、会うのは次の休みになるかなと期待しないでいた。
そんな期待を裏切るのが彼でして、仕事が終わったlineをもらってから
数分した時「家の近くのあの公園で待ち合わせね、あと15分」
んがーーーー!!(変な声出た)
嬉しい!嬉しいが、あからさまなマイナス態度をとっていたのもあり恥ずかしい、恥ずかしいけど嬉しい!
といった感じで合流することになった。
●泣きたい夜に泣けた
合流してから、小恥ずかしい私はお家で3杯ほどお酒を飲んでいたがもの足らず
コンビニで追加のお酒を買って、公園で二人横並び、
車で来ているためお酒を飲めない状況の彼を放って、お酒を飲むなど遠慮のない行為をしていた。
彼は自分から話すことはせず、深く立ち入って来ようともせず、
本当に、本当にいい位置にいてくれた。
私は「今とても泣きたい。けど気にしなくていい、そばで携帯いじっててほしい」そう伝えたら、その通りにしてくれた。
数分経ったとき彼が「話せる範囲でもなんでもいいけど、話したいことがあったら何でも話していいよ。」と言って手を握ってくれた。
・・・あぁ、まじで優しいなと改めて感じながら
不思議な時間だなと思いながら、気づいたらずびずび鼻をすすりながら泣いていて、あぁなんか気持ちいなと浸ってもいた
彼が途中心配になってベンチに私の前に来て両手で涙をぬぐってくれたことも、両手でぬぐった涙を私の方に戻して突っ込みたくなったことも、
深入りしないでくれたことも全部いい思い出。
彼を返して家に着くころ。
彼からの連絡で「話してくれてありがとう、何でもとは言わないけど話したくなったら会いに行くよ」と。
私、何度浄化されるのだろう。二人の関係も少しは濃くなっただろうか。
●最後に
読んでくれてありがとうございます🌃
慣れないから、読みにくかったらすみません。
もし読んでくれている人がいて感じてくれることがあったらいいなと思ったりしてるけど、備忘録です。
おしまい。