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思い込み

「私はできる!」
そう思い込んでやったら案外できちゃった!なんて事ありませんか?


4月生まれの人って、3月生まれの人と11ヶ月も差があるんです。
その、11ヶ月の差って、5歳、6歳の頃には大きな差に感じて、
「あ、あの子よりも私の方が得意に決まってる!できるに決まってる!」
と思い込んでしまうことがあるようです。
その結果、4・5・6月生まれの人は1・2・3月生まれの人よりも色々な習い事にも挑戦したり、勉強を頑張ってみたりする姿が多く見られやすいそうです。
なので、東京大学に合格する人や、プロ野球選手になる、サッカー選手になる人が4・5・6月生まれが多いというデータがあるようです。

4月生まれが羨ましいのって、20歳までで20超えたら逆に3月生まれが羨ましくなりますよね。
成人式の時に、お酒飲める、飲めないってでかいですよね。


小学生の時でも、なんか4月生まれの人ってハキハキしてたり、前に立って出る人が多かったり…
なんか、自信に満ち溢れているような、この学年のリーダーだ!と言わんばかりのメンバーだったような気がします…笑

実は私も4月生まれなんですけど、その根拠のない自信?みたいなものは何度も感じたことがありました。
特に、幼稚園では沢山の人から頼られるんです。
鉄棒の見本見せて!
でんぐり返しの見本見せて!
平均台の見本見せて!
バタバタの見本見せて!
私は年少さんの時から比較的なんでもできました。
なので、みんなのお手本役でした。
友達のお母さんからは、4月生まれやし、成長も早いねと言われていました。

その、元から持って生まれたようなみんなよりもなんでもできる!という時が生み出した強制的な思い込みが自信に変わり、できるようになっていく。

小学生なのに、高校生と一緒にスイミングスクールで泳いでた私。ダンススクールを何個も掛け持ちしては1番上のスクールを望んでどの教室の振りも完璧に覚えていた私。テストも宿題もほぼ100点を目指していた私。
今思えば、その根拠のない自信が私を突き動かしていたのかなと思います。

高校の時も、最後の駅伝で実力では負けて当然の相手に勝つことができました。
私はやればできる!
そう思い込んでいたから校内記録歴代1位の記録を出すことができました。

思い込みって根拠がないからこそ、想像以上の力を持っている。

なら、思い込んだらなんでもできるかって言われたらそうではありません。
思い込んでも、途中で不安が入ってきたり、何か失敗することを考えていたら力は発揮できないのです。
思い込みの能力を発揮するには、自信が必要。
幼い頃は、失敗することを知らない、出来なくて当たり前の世界ですから努力をしなくても全員が自信に満ち溢れています。
それが経験を踏むことにより、不安を知り、恐れを知り、失敗を知ります。
そして、思い込みという言葉はダメなものだと認識する人が増えていきます。
できると思い込んでたら失敗をする、と。

まあ、そりゃそうです。
夏休みの宿題をできたとおもいこんでも、翌日になったら終わってるわけがないですよね。
それは、思い込みの仕方が間違っています。

思い込みには正解と間違いがあります。
それは、未来なのか、現実なのか
想像のものか、個体のものか
陸上の試合で、靴を忘れたのに、持ってきたと思い込んでもないという事実は変わりません。
でも、格上の相手だからって勝てると思い込んでいたら勝負の結果は勝てるかもしれないですよね。
靴を思い込みで変えることは難しいけど、結果なら変えられます

正しい思い込みをする。
そして、邪魔が入らないように自信が持てる努力をする。

結果のために努力をすれば、結果が実らなかったときに、人は努力の意味を見失います
しかし、思い込みのために努力をすれば、その時に自信100%で勝つと思い込んで勝負できたのならその努力は正しかったんです
でも、自信100%で思い込めなかったのなら、その努力は足りなかったか、間違った努力だったのかもしれません
思い込みは、自分の努力がどれだけできているかがわかる目安です
100%の自信と思い込みができた時は、例え負けたとしても勝負は楽しめたに違いないと思います。

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まなか
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