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チーム競技と個人競技

あなたはチーム競技が好きですか?
それとも個人競技が好きですか?

チーム競技は、誰かがミスをすると自分は活躍できたのに負けてしまうこともあるし、自分のせいでチームが負けてしまうこともある。
それに比べて個人競技は、自分が活躍すれば勝てるし、できなければ負ける。単純だ。


チーム競技をしている人は、熱い心を持っている人が多かったり、思いやりや心が広かったり、丸かったりしている人が多い。
それに比べて個人競技は、常にバチバチしているため、プライドが高かったり、ツンケンしているようなイメージだ。

最近になり、社会に出るとこの人がチーム競技出身なのか、個人競技出身なのかわかるようになってきた。
大体、営業が上手いのはチーム競技出身者で、コミュニケーション能力が高い。
現に、野球部は「コミュ力お化け」と良く言われるだろう。
(コミュ力お化け…コミュニケーション能力が人一倍高いこと)
逆に、事務やデータ分析などに強いのは個人競技で、コツコツ努力したり、人の力を借りずに自分で達成しようとする力が備え付けられているからだ。
今ならば、「しごでき!」と言われることも多いのではないか?
(しごでき…仕事ができる人のこと)

それぞれの競技で、競技能力だけではなく、人間力も身につけているのかと実感した。

で、私は個人競技出身だが、駅伝というチーム競技も経験してきた。
私は駅伝が大好きだった。
唯一、チームで戦える種目。
短距離や跳躍、他のパートの人たちも応援に来てくれる。
私は中学では、2区、3区、4区、5区を経験し、高校で3年連続1区を経験した。
どの区間の気持ちも味わったが、チームのために1秒でも速く!
という気持ちは共通だった。
優勝したり、近畿に行けたり、全国規模で入賞したり、結果が残せたらこれまで以上の達成感を味わえた。
最終学年の府駅伝。私たちは、学校歴代1位のタイムを叩き出し、銅メダルを手にした。
最後にチームへ恩返しをしたい!その気持ちから、区間2位の1区歴代1位で走ることができた。

その時に、やっぱりチームって大切なんだ。と思った。


弟の大学説明会の動画で聞いた
「これからは人と協力して、問題解決に取り組んでいける人が必要だ」
という文が物語っていた。
やっぱり、人と協力して成し遂げたことは喜びは2倍以上になる。
個人競技でも、団体戦や総合得点の勝負など結局はチームで戦っている。

今、目の前しか見えなくて誰かに負けたくないから。とバチバチして苦しくなったこともあった。
でも、チームが成長するために、お互いが切磋琢磨して伸びていければ。と思うことで少し楽になれる。

チーム競技、個人競技、それぞれ特性もあるし、好き嫌いも自由だが、
どちらにせよ、1人だけで戦う術を習得するのではなく、チームで戦う喜びを学生のうちに感じておくことが、コロナ時代を経験してきた私たちが社会に出て必要な力なんだと思った。

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まなか
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