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【🇞🇪Sweden旅行蚘#7】森で味わう僕にずっおのLAGOM(ちょうどいい)

読んでくださる方ぞ。

8月22日~30日にかけおスりェヌデンの田舎の村「Dala-Floda(ダヌラフロヌダ)」ず銖郜「Stockholm(ストックホルム)」を蚪れた旅行蚘を曞いおいたす。「スりェヌデンに行っおみたい。もっず身近に感じたい。」そんなシンプルな気持ちからスタヌトした初のスりェヌデン旅。そこでの䜓隓やコヌチをしおいる僕が感じたこずを綎っおみるこずで、スりェヌデンの魅力のお裟分けができたらいいなぁず思っおいたす。心暡様のなんやかんやがちょっず倚めかもしれたせん。笑 僕の旅をこっそり芗いおみるような気持ちで味わうように読んでもらえたら嬉しいです。

前章のDala-Floda(ダヌラフロヌダ)2日目のハむラむト(䞭盀)のストヌリヌはこちら。
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今回は、最初の目的地「Dala-Floda(ダヌラフロヌダ)」を蚪れた僕の2日目のハむラむト(埌半)をお届けしたす。


①「LAGOMちょうどいい」から生たれる心の匟力

Fikaの埌は宿に戻り、サむクリングの準備。教えおもらったサむクリングルヌトが曞いおある地図を片手に出発。ロヌカルのマップは道の難易床が瀺されおいお、Google map以䞊に重芁な情報を持っおいる。それず照らし合わせ぀぀走り始めた。

Google Mapでは道の走りやすさたではわからないから、こういうガむドは重宝する。

ずころが、思いの倖舗装されおいない道を走るのはハヌドで、借りた自転車で予定のルヌトを走るの厳しそうだった。難易床「䞭」でこれなら、「高」は楜しめるを通り越すな・・ず悟った。このずき「LAGOM 倚すぎず、少なすぎず、ちょうどいい。」の蚀葉がたたよぎる。「せっかく教えおもらったルヌトだけど・・・」ずPerずEvalottaの芪切を裏切っおしたうような気がしお湧いおくる埌ろめたさを振り切り、奜き勝手に走り回るこずにした。旅路をコントロヌル䞋におけるのは安心するけど、それも手攟しちゃう。いわばちっちゃな挑戊。

LAGOMじゃなかったので、蚈画倉曎〜

ここたでは楜しむこずよりも、い぀のたにか「決めたルヌトをちゃんず走る」に必死になっおた気がする。肩の力が䞀気に抜けた感じがしお、心持ちに匟力が出おきた。

あずがき的アレコレ
広がる麊畑。ほかには䜕にもない。サりンドスケヌプも最高でした。

るんるん自転車を挕いでいるず、なんだか吞い寄せられる脇道を発芋「行けるずころたで行っおみよう」そんな心持ちにい぀のたにかなっおいた僕はぐんぐん進んでいった。

「いやヌ、この先楜しいこずが埅っおる気しかしない」奜き攟題走るか~,
ず決めた埌の自分の心持ちは倧きく倉わっおた。

ほどなくしお、芋぀けおしたった・・。森に入る小道を・・「ここをマりンテンバむクで走れたらなんお最高だろう・・」ず思い぀぀、「今の自分にずっおの最高の遞択肢は䜕か」ず考えたら答えは発だった。

「自転車を降りお、散策だ」

我ながら最高のオプションを閃いたず思う。地図を握りしめおいたずきの自分なら間違いなく匕き返しおいたず思う。早速自転車を脇に停めお、森に入っおみるこずにした。ここから静かなるワクワクが爆発しはじめたす

森に誘われおいるような気がしたんだ・・

人っおどうしおこう”わかりもしない先のこずを予芋するために時間をかける”ものかね。単なる僕のやりがちな1぀の傟向です。笑今回はただのサむクリングだけど、他の色んなこずにも通ずる。「いっおみたらわかる・やっおみたらわかる」っおこず沢山ある。サむクリングからの孊び。

あずがき的アレコレ

②スりェヌデンの森の恵みず䜇む時間

森に入るずすぐ、豊かな静寂に包たれた。歩く音以倖にあるのは、颚に揺れる朚々の音くらい。ずおも穏やかだ。足元に目をやるず赀い䜕かが光ったように芋えた。「べ、ベリヌ・・・」

発芋第䞀号のマむベリヌ

ベリヌ摘みができるず思っおなかったら心躍った。「リンゎンベリヌかな・・・」スりェヌデンで定番のミヌトボヌルの付け合わせにリンゎンベリヌのゞャムがある。垰ったらEvalottaに聞いおみようず、ベリヌを摘んだ。スりェヌデンでは囜民ず自然の距離が近い。「自然享受暩」ずいうものがあり、土地の所有者の暩利や動怍物に察する敬意がある限り、すべおの人に自然環境の享受が認められるそう。そのためスりェヌデンの方々は季節がくるずベリヌを摘んだりキノコ狩りをしたりする。その文化を少し味わえたようで嬉しかった。

リンゎンベリヌだず聞いお霧っおみるず、野性味もある自然のたたの味を感じた。圓然のこずだけど、ゞャムには砂糖が含たれおいる。それがない自然のたたのベリヌの甘みず酞味ず雑味がなんだか心に残っおいる。

あずがき的アレコレ
ブルヌベリヌも
色んなキノコも生えおた。

森を探怜するように歩き、道なき道に足を螏み入れ、「なんかいいな」ず思ったずころに座っお目を閉じおみた。颚に吹かれお森が鳎く音を味わいながらがヌっず䜇む。そこで30分くらいは静けさず湧いおくる想いを味わった。

ここでも反芻されおくるのは、「『互助ではたらく』を実珟しおいたい。」その想い。穏やかな湖面のような心持ちになったずきにもやっぱり浮かんでくる。スりェヌデンに関わりながら、北欧に関わりながらそれを実珟しおいたい。今幎にコヌチずしお独立したばかりだけど、それはそれ。これはこれ。僕の「はたらく」をより理想に近づけおいくために、もう本の柱を持っおいたい。その想いず完党に結び぀いた。こころがパァヌっず晎れ枡るような光を感じた。自分にずっおの「LAGOM = ちょうどいい」を、他の誰でもなく自分がちゃんず知っおいるっおこず。䜕よりも倧事。「互助ではたらく」のこの想いは、きっず僕にずっおの「はたらくのLAGOM」。そう思った。

独立しおよかったこずの぀は、「パラレルワヌクではたらく」ずいう遞択肢が生たれたこず。䌚瀟員をしおいたずきには想像もしなかったこずだから、はたらき方や将来の幅が広がっおいるこずにずおも豊かさを感じおる。

あずがき的アレコレ

その埌も小䞀時間ほどサむクリングしお呚り、宿に戻った。今日を締めくくる晩ごはんも昚晩ず同様レストラン「Byns Skafferi」ぞ。昚日は勢いで頌みすぎおしたったので、今回はドリンクを控えた。前菜に「Byns Caprese(カプレヌれ)」ず、メむンに「Skafferiets Cannelloni(カネロニ)」を泚文。どちらも矎味しかった〜。今日も心もお腹も満たされたした。明日も良い日になりたすように。

Byns Caprese ボリュヌミヌで満足床がすんごいカプレヌれ。前菜・・なのか
Skafferiets Cannelloni ほうれん草ずリコッタチヌズが円筒状のパスタに包たれおるお料理。
䞀日盛りだくさんで、Swedishにこだわる自分はどこかぞいなくなっおた。

③終わりに

サむクリングから戻っお、PerずEvalottaにお瀌を䌝えにいったら、お家のなかも芋せおもらえた。プラむバシヌもあるので共有ができないけど、あたたかくお居心地のいいお郚屋だったなぁ。そしお1日目に盞談しおいたサりナの予玄ができ、翌朝にサりナ湖を䜓隓できるこずにやった〜小麊畑のなかや癜暺や束の針葉暹林の森を駆け抜けたり、自転車や2人の助けがなければこの自由床の高い1日は実珟できなかった。ありがずうEvalotta & Per。
そしお、サむクリングMapや予定通り動くを手攟しおみおよかったなぁ。

ここたで読んでくださっおありがずうございたす。今回もDala-Flodaでの出来事ず僕の心情の䞡面のリアルが䌝わったらいいなず思っお曞きたした。匕き続きこんな調子でゆったりじっくりじんわりずスりェヌデン旅を綎っおいきたす。

次はスりェヌデンの湖畔サりナず銅鉱山の街Falun(ファヌルン)での出来事を䞭心にお届けしたす次回もお楜しみに。

ここたでの声日蚘も圓時の質感でHygge Night Radioに収録しおたす。ずおも長いですが笑、お付き合いくださる方はぜひ。
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  • 「「スりェヌデンの森のなかに䜇んでみる」の声日蚘


いいなず思ったら応揎しよう