手があったかい看護師になりたい
手があったかい看護師になりたい。
私の手はだいたい冷たいです。患者さんに「冷たいっ」てびっくりされたりいやがられたりすることもありホントに申し訳なく思っています....。手を擦り合わせたり、時間があったら温タオルで温めたりする時もあるのですが、なかなかうまくいかない。私の体の中の血液循環の問題のようです。
私が看護師になりたいと思った理性的(論理的?)な理由は、緩和ケアを学びたい携わりたい、みんなに知ってほしいという気持ちからでした。だけど、看護ってこういうことじゃないかなと思った「手」にまつわる思い出が最終的に私にも看護ができるんじゃないかと背中を押してくれました。
がんによる痛みで腰が痛くて痛くて、まだ家族の痛みのコントロールがうまくいっていなかった頃(今思うと医療用麻薬の量が足りてない)。思わず私が腰の痛い部分に手を当てていると、「痛みがやわらぐ!」「すごい!」「『手当て』ってこういうことか!」「これが語源だったんだね。」「ホントだ!手当てってホントに手を当てることだったんだ!」これに気づいた時の私たちは、すごいすごい大発見?だと大興奮でした。
手を当てていると本当に痛みがやわらぐようで、私はそれから何度も彼の腰やお腹に手を当てることになります。それに私の手もじんわり温まってきて私も癒されるようでした。
手当てってホントにすごいんですよ。
ということをさっき鍼灸の施術を受けながら久しぶりに思い出したんですよね。鍼灸師さんの手が温かくて温かくて。
私がお世話になっている鍼灸院
https://taiteido.com
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