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読書記録(望みは何かと訊かれたら)

1970年代始めの極左の学生運動が盛んな時期

極左団体から抜け出した松本沙織、彼女を匿った秋津吾朗

二人の不思議な愛の形を記した作品

プロローグで30年以上の時を経て出会う二人

匿われていた時も再開してからも、お互い多くは語らず、余計なことを言わない

相手が何を考えてどう思っているのかわからない、だけどお互いを誰よりも受け入れている

何とも不思議な関係の二人

それでも二人でいることは心落ち着く場所

こんな愛の形もあるのかも知れないね

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