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深夜の雷鳴

近づいてくる雷鳴。

さっきまで拉麺をたべていたわんぱく坊主が、いまは口を開けて眠っている。

おへそを盗られないようにタオルケットを掛けなおす。

扇風機の首を上へ向ける。

雨が降るのだろうか。

まとわりつくような湿り気はそうない。

竹製の団扇でわんぱく坊主に微風を送る。

ねむれ、ねむれ。

八月の深夜。


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