フェムテック展示会「Fem+(フェムプラス)」に参加しました
丸山です。
先日、Fem+2024に出展者として参加しました。
Fem+2024とは
Fem+(フェムプラス)2024は、女性の健康や活躍を支援するための総合展示会で、2024年10月17日(木)から19日(土)に東京ビッグサイトで開催されました。このイベントは、女性特有の健康課題製品やサービスに関する、フェムテック(女性の健康テクノロジー)とウェルビーイングをテーマにした最新情報が集まる場です。
会場では、健康管理、妊活、更年期ケアなど、女性のライフステージをサポートする展示ブースや体験コーナーが設けられており、最新のフェムテック製品を体験できます。詳しくは公式サイトをご確認ください。
今回は、東京ビッグサイトの東7ホールでの開催となり、来場者数は約1万人で、一般公開デーも3000人ほど来ていたそうです。
私も知らない商品がたくさんあって、メーカーさんとお話できてとても楽しかったです。例えば、経血カップではなく経血ディスク、膣洗浄のタンポンのようなもの、膣内筋肉とヒップアップに使えるマッサージチェアなど、健康美容に興味のある女性なら、とても楽しめる展示会だと思います。
Fem+2024に参加しようと思った理由
今回弊社が参加しようと思った理由は、自分の想いと世の中の企業様の考えや市場にGAPがあるのか、一致しているのかを知るためです。
私のフェムケアに対する見解は、以前別記事でも書かせて頂きました。
参加してみた結果、やはり私の考えは変わりません。しかし、病気のように悪化してしまっている人にとっては、技術の革新による健康のサポートが必要なのかもしれません。
参加してみて改めて私達の役割は、技術の革新による商品やサービスに頼る前に、病気にならないような習慣形成を提供することだと強く思いました。
病気にならないような習慣形成を
美人塾でもお伝えしていますが、健康維持には習慣形成がとても大切です。特に都内在住の女性たちは気づかぬうちにストレスを抱えたり、身体に悪い生活習慣を送っている場合があります。
健康維持のための習慣形成で大切なのは、食事、睡眠、運動、そして、社会との繋がり(人間関係)です。
食事、睡眠、運動には意識を向けていても、人間関係について自分を研磨している人は少ないでしょう。
私たちの強みは「人」である。商品を売るな。
展示会では、新商品やサービスの体感ができたり、試供品をもらえたりします。私もいろんなブースをまわりましたが、当たり前ですが、商品やサービスの説明が多かったです。
そんな中、私が今回スタッフと約束したのは、「商品を売るな」ということです。
はじめから私たちみたいな小さな会社が出ていく場所ではないと思っていましたが、予想通り、他社のブースは華々しく、広い造りばかりで、弊社のブースは一番未熟だったと思っています(笑)資本力の違いを感じました。
ただ、私がいつも大切にしているのは「人」です。ブースが小さくても、スタッフのエネルギー、商品への愛情、一緒に良くなっていきたいというお客様への想い、それはうちがダントツNo.1だったと自信があります。
私は、俺のイタリアンの坂本孝さんの「仕組みで勝って、人で圧勝する」という成功哲学が好きです。
今回出展したフェムケアオイルや下着にも、もちろん自信があります。それは今回お客様と話していてより確信が入りました。
しかし、私たちみたいに小さな企業がお客様に貢献するためには、私たちが熱をもっていることが何よりも重要なのです。そのことをスタッフと分かち合い、商品を売るのではなく、感動を届ける、それが私たちのミッションだと伝えて実践しました。
技術革新で、オンラインの買い物が当たり前な時代、ものやサービスが溢れる時代だからこそ、お客様が安心して何でも相談できるような人間関係を大切にし、ものを買うためにお店に来るのではなく、私たちに会いにお店に来る、そういう繋がりと安心感を提供したい。それが私たちの想いです。
まとめ
フェムケアという分野は、どうしても日本だとタブーな話と思われる風潮があり、特に年配のお客様は知らないことが多いとおっしゃっていました。
しかし、正しい知識を得て、女性が加齢と共に感じる不調や、知らずにやってしまっているこどもへの悪しき習慣を見直すために、勉強をすることは大切なことだと思います。
また、そんな他人に話しにくい内容だからこそ、繋がりを大切にし、お客様がどんな健康相談もしやすいように、私たちは成長してまいります。それが美人塾というコミュニティです。
美人塾では知識の提供だけでなく、スタッフと消費者という関係ではなく、友達のような安心できる繋がりを大切にしています。そういうコミュニティの中で、安心してご自身の健康相談をして頂ければ幸いです。