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新生活をスタートするとき、これをやっておけばよかった

こんにちは。
東京では、あっという間に桜が満開を迎え、春を感じる今日この頃です。

あと2日後は4月🌸新生活をスタートさせる方も多いでしょう。また、社会人の方々も、4月になると気持ち新たに頑張るぞと希望をもつ方は多いのではないでしょうか。
4月は気分が上がって頑張ろうと思うのですが、その気分は長く続かず、起こるのが5月病という現象なのかなと思っています。
今回は、そういう気分が下がっていく5月を迎えないために、4月に上がったモチベーションが続くためにやっておいた方が良いと思うことを記します。

1、どんな大人になりたいかを考えること

社会に出ると、学生の頃のように狭い友達だけでなく、広くいろんな方々と出会います。馴れ合いの友達ではなく、価値観も経験値も異なる人と仕事をするのだから、そりゃ学生の時よりも大変と感じることは多いです。私も、上司やお客様に理不尽なことを言われたり、会社の方針に合わせなければいけないことがあったり、自分の意志が表明できず、やる理由がわからなくなることもありました。
プライベートでも、学生の頃とは異なり、クラスや部活のような決まったコミュニティがないので、彼氏(彼女)を作ることや友達を作ることにさえ、難しく感じることもありました。

だから、ドラマで見たようなチームワークが完璧で素敵な先輩や同期がいる会社を求めて転職を繰り返したり、周りの友達をみて、素敵な彼氏(彼女)を作ることに一生懸命になった自分もいました。でも、そんな完璧な会社なんてないし、完璧な彼氏(彼女)もどこにもいないんですよね。自分がどんな会社や組織を作りたいか、自分が彼氏(彼女)とどんな関係を築きたいか、全部自分で決めていかなければいけないのが社会人だと痛感しました。

結論、新社会人になる方に持っていてほしいのは「自分はどんな大人になるのか」「どんなふうに成長したいか」と、自分にとっての理想の大人像を描いておくことです。そうでないと、私のようにドラマのような空想を求めたり、周りと比較するばかりで、一体自分が何をしたらいいのかわからなくなってしまうかも(笑)

2、働き方や収入の得方は1つではないと知っておくこと

2つ目は、学生までに学んできたことが正解だと思わず、新しい知識をいれることをおすすめします。私が社会人3年目で気づいた話があります。社会人1年目から知っていれば良かったなと思う話なので、ここで取り上げます。
始まりは、金持ち父さん貧乏父さんというロバートキヨサキ氏の本を読んだことでした。毎日月~金は会社に行き土日休み、また翌週も月~金は会社に行き土日休み、これを何周繰り返すのか?一体どこにむかっているのか?という問いかけに自分の過ごす毎日を客観的に見つめなおしました。作者はこの毎日はケージをカタカタと走るねずみと同じでありラットレースと呼んでいました。もちろん、会社員がだめとかそういう話をしているのではありません、私自身がゴールを持たずに繰り返している毎日に違和感を感じるようになったのです。

その時に勉強した結果、仕事による収入形態は2つあると学びました。労働対価収入と権利的収入という言葉でした。前者は時給制や会社員の給与のように、働いた時間によって決められる収入であり、後者は、働いた時間には関係なく決められる収入です。あれから時間が経ち、今では権利的収入も投資や資産形成、不労所得など様々な表現で情報が飛び交うようになりましたね。

私は、自分の将来を考えたときに、仕事ももちろん楽しいですが、仕事以外にもたくさんやりたいことがありました。だから収入を稼げば稼ぐほど時間がない先輩方をみて、時間に縛られない収入形態のほうが良いなと思うようになりました。

当時、社会人になって3年間、残業代で稼げるほどたくさん働きました。でも時間はありませんでした。早く上記のことを知っていれば、もっとたくさんの経験が出来たしもっとたくさん世の中を知ることができたと思います。だからこそ、新生活を始められる新卒の方には、ぜひ、知っておいてほしい話です。

おわりに

社会人になると、学生のようにやる気になったらやる、やる気なかったらぶっちするということではお金はもらえないんですよね。だから、ちゃんと自分の人生で目的や目標をもっていることがとても大切です。それが5月病にならないコツでもあります。さらに、周りにも左右されなくなるし、うまくいかないことが起きても成長のためだととらえて乗り越えられるようになります。ぜひ、働き方や収入の得方の勉強もして、そのうえで、自分がどうしていきたいか、どういう大人になっていきたいかを考え、目的目標をもって社会人スタートしてもらえたらと思います。


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