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探究って何?

「そもそも探究って何?」
マイプロを研究する中で、当然この問いにぶつかりました。マイプロも探究学習の一形態だからです。
最近何かと耳にする機会が増え、そして気軽に使っているこの言葉。改めて理解を深めようと思い、今回調べて文章にしてみました。

調べて知ったこと

まずは、ネット検索や書籍などを通して調べた意味を述べていきます。

学習指導要領「総合的な探究の時間」では、探究について以下のように示しています。

「物事の本質を探って本質を見極めようとする一連の知的営み」

学習指導要領「総合的な探究の時間」

様々な角度から理解を深めるために、他で調べた結果も記載します。
デジタル大辞泉では、以下のように示されています。

「物事の意義、本質などを探って見極めようとすること。」

デジタル大辞泉

また、精選版 日本国語大辞典には以下のように示されています。

「深くさぐりきわめること。事理をたずねきわめること。研究。」

精選版 日本国語大辞典

一般社団法人英語4技能・探究学習推進協会のHPには、以下のように記載されています。

「思考によって論証したり問題解決を図ったりすること、あるいは、論証や問題解決のために深く思考すること。」

一般社団法人英語4技能・探究学習推進協会 HP

表現する言葉は多少違えど、以上の記載から概ね方向性や意味するものが見えてくるのではないでしょうか。

これらを踏まえ整理すると、『本質を見極めたり問題を解決したりするための、筋道立てた深い思考』と要約できるのではないかと考えます。

自分の考え

辞書やHPなどから引用し一般的な意味を抑えたところで、今後は自分なりに捉えている探究について述べていきます。

私自身は、探究を『より善く生きるための手段』と考えています。以下でその理由について述べていきます。

アリストテレスは『ニコマコス倫理学』において、『人間の最高善とは幸福であり、その手段が観照的な生き方である』と述べています。その観照的な生き方とは、『主観を交えないで物事を冷静に観察して意味を明らかに知ること』とあり、これが探究と重なると私は考えました。最高善を目指す(より善く生きる)ための観照的な生き方と探究の類似から、探究がより善く生きるための手段だと考えています。

まとめ

以上の根拠から、探究とは『本質を見極めたり問題を解決したりするための、筋道立てた深い思考』であり『より善く生きるための手段』であると私は捉えています。

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