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滋賀のクロヅル-1

今年は滋賀県の湖北でクロヅルが越冬していると聞いていました。当初、2月に釧路でタンチョウを見る予定でいたのですが、珍しく釧路地方大雪のため予約していた飛行機が欠航となってしまいました。日を改めて再セットはしたのですが、湖北のクロヅルがまだいる、もう少しいそうだ、という情報をいただきました。考えてみると、日本のツル7種のうち、一番きちんと撮れていないのがクロヅルです。というわけで、釧路をとりやめて湖北に行くことにしました。

問題は交通手段です。クロヅルのいる田んぼは、鉄道駅からは徒歩1時間半ほどかかるところにあり、あろうことかバス路線がありません。歩くか、レンタカーを借りるか・・・考えた結果、お金はかかるがレンタカーを借りることにしました。ツルの居場所がピンポイントでわかるわけではないので、探すことを考えると車が必要だと思ったからです。結果として、これは正解でした。当日は寒く、雪も降り、しかも現地の道は歩くようにできていないのでした。

日程は2月9日から11日までの3日間を用意しました。行くからにはきちんと撮りたいからです。9日の現地の予報は雪。うーん。

さて、久しぶりの東海道新幹線です。

行きは米原に停車するひかりにしました。乗ったらまず朝食。

米原駅前でレンタカーを借ります。結構な雪が降っています。しかも風もあります。運転も半年ぶりです。正直怖かった。

当たりをつけていたところを探しますが、クロヅルは見当たりません。コハクチョウの群れの中にいると聞いていたのですが、コハクチョウも見当たりません(後でわかったのですが、おそらく農道に踏み込んだ先の田んぼにいたのだと思います)。

走っているうちに、オオワシ(山本山のおばあちゃん)で知られる山本山に出てしまいました。ちょっと早めですが、近くの道の駅「みずどりステーション」で昼食にしましょう。

道の駅の内観。

この日選んだのは小鮎天丼。おいしいのですが、財布にやさしい価格ではありませんでした(1,200円)。

昼食後、再びツル探し。今度は、農道に踏み込むために、近くの公園の駐車場に車を停めて、歩いて探すことにしました。


かなり雪が降っています。風もあります。寒いです。・・・いました。あまり考えなくても雪が写り込むほど降っています。

飛翔写真も撮れました。

天候は回復しません。寒さに耐えられなくなり、観察を早めに切り上げることにしました。この日の宿は、長浜市内の、アートホテル長浜です。気持ちのいい大浴場があって、いいホテルだったのですが、ただ一つ難点は、チェックインが16時からであること。この日は早く着きすぎて、ホテルの駐車場で時間をつぶしてからチェックインしました。ホテルの外観写真を撮るのを忘れてしまいましたが、きれいなホテルです。駐車場も広くてストレスありません。チェックイン・チェックアウトは自動チェックイン機で行います。ホテルの隣に「かつや」があります。かつやは明日に取っておきましょう。今日はコンビニ弁当。それとお酒。大浴場であったまって、いい一日の終わりでした。

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