初海外ダイビング バリ-2 ダイビング初日
14日。ダイビング初日です。ピックアップは7時半。今回ホテルは朝食付きにしませんでした。ダイビングのピックアップタイムが直前まで決まらないので、朝食付きでは間に合わない恐れがあるからです。ピックアップが7時半に決まり、朝食は7時から取れるということで、前日にお願いしました(前日までに予約必須です)。朝食は部屋の前のテーブルにサーブされます。いくつかの種類から選ぶことができます。ぼくが選んだのはトースト+フルーツです。フルーツといってもバナナ1本でしたが。
ホテルの前で待っていると、MAX DIVEの「まゆみさん」が、徒歩で迎えに来てくれました。ホテル前の道(路地といっていいレベル)が狭いため、大きい道に車を停めて、迎えに来てくれたのです。途中でMAX DIVEの店で日暮れさん(日暮さんが事前の相談に乗ってくれた方です)を拾って、今日のポイントのトランベン(Tulamben)に出発です。最低2時間ぐらいかかります、と言われましたが、途中宗教行事の行列での渋滞もあり、3時間ぐらいかかりました。
ようやくトランベン着。
ここは、有名な沈船ポイントです。Liberty Wreckという船が沈んでいます。ビーチエントリーで沈船が見られるのは、世界的にも珍しいそうです。
今回、買ったばかりのフィンのデビュー戦でもあるのですが、買ったフィンはフルフットタイプ。ここはゴロタ石を歩いて入るビーチエントリーのため、裸足(実際には薄いフィンソックスを履きますが)では痛いので、ストラップタイプのフィンとブーツを貸してくれました。トランベン生まれのワヤンとまゆみさんの二人体制のガイドで、マンツーマンダイビング。なんと贅沢な(この日の2本目は日暮さんも加わり、ガイド3人ゲスト1人の贅沢極まりないダイビングでした)。
まず出迎えてくれたのはクマノミ。
そして、スパインチークアネモネフィッシュの生息域へ。住んでいるのはこのイソギンチャク。これがサンゴイソギンチャクなのか、ウスカワイソギンチャクなのか、タマイタダキイソギンチャクなのか、わからない(日本では3種別種とされていますが、海外ではそうでもないようです)。
これがスパインチークアネモネフィッシュ。頬の棘が特徴です(名前の通り)。
頬の棘が特徴ではありますが、やはり全身が写したい。でもなかなか全身を見せてくれません(クマノミ類の撮影の一番の問題点です)。これがやっとでした。
スパインチークをたっぷり撮ってから移動します。沈船ポイントではありますが、沈船は眺めるだけ。他の魚を見ます。
クマノミ。
セジロクマノミ。
カクレクマノミ。
これはイソギンチャクカクレエビ?わからない。
光りながら泳ぐコブシメ。
チンアナゴではなく、ゼブラアナゴ。長いものが砂から出ている。
クマノミ。
タイマイ。
このポイントにはセバエアネモネフィッシュもいたらしいのですが、いなくなってしまったらしいです。1時間4分潜りました。今までだいたい1本あたり45分程度。1時間を超えたのは初めてです。
一旦ウエットを脱いで、車で少し移動(ほんのわずかです。ビーチを歩けば500m程度らしい)して、レストランで昼食。
ナシゴレンを頼んだつもりが、来たのはミーゴレン。まあ、問題ない。
さて、2本目です。ポイントは「コーラルガーデン」。スカンクアネモネフィッシュを狙います。問題は、ハナビラやセジロと区別できるかどうか。
これがスカンクアネモネフィッシュ。識別ポイントは、セジロクマノミよりも色が薄く、背中の白線が細くて、口まで届かない。
ハナビラクマノミにある、眼の後ろの白線の、痕跡のようなものがある個体も。
スカンクアネモネフィッシュをたっぷり撮ってから移動します。ムチカラマツエビ。
ハダカハオコゼ。
ニシキフウライウオ。
エグジット直前、予期していなかった、ハナヒゲウツボ。
1時間18分も潜ってしまいました。
帰路、棚田の見晴らせるお休み処でちょっと休憩。
帰りも3時間ぐらいかかりました。帰り着いたらさすがに疲れました。明日のピックアップも今日と同じ7時半ということで、明日もホテルに朝食を頼みました。
夕食は今日も「ここや」。
ビンタンに、揚げだし豆腐。それに鶏の唐揚げ。