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鶴居村の珍しい鶴 1日目

鶴居村にマナヅル、カナダヅルが来ていると聞いたのは年末でした。いずれも鶴居村の給餌場であり、場所も問題なくわかります。今年は海外遠征計画がある上、昨年ダイビングを始めてお金を使いすぎたため、今季の道東ツル観察はあきらめかけていました。しかし雪上のマナヅル、カナダヅルを見る機会はそうはありません。そこで、JALの「どこかにマイル」で挑戦してみることにしました。マナヅル、カナダヅルの他に、クロヅルもいるとの情報があったのですが、こちらは場所が特定できず、あきらめることにしました。

「どこかにマイル」の行き先検索を何回か行ったところ、釧路、女満別、帯広、鹿児島という組み合わせが出ました。女満別、帯広なら問題なし。鹿児島になってしまったら、熊本に来ているというサカツラガンを見に行こう、というわけで申し込み。その結果、見事釧路を引き当てました。1/17~19、2泊3日の短い旅程で行ってきました。

往路、羽田発の朝便です。普段はANAを常用しているので、羽田空港第1ターミナルはあまり来ることがありません。早朝の便なので朝食は空港で。さてどこで食べようか、と考えた結論は、ここ、BAYSIDE。とろろそばです。

朝食後、サクララウンジへ。ラウンジは空いていました。

機内も空いていました。年始早々の羽田空港の事故時の乗員のすばらしい対応の記憶が新しい今、JALには格別の安心感がありました。

釧路空港に到着後、いつものニッポンレンタカーで車を借り出します。今まではゆったりしたクラスの四駆を指定していたのですが(この支店でこの指定をすると、たいていインプレッサになりました)、今回は小さいクラスを指定。出てきたのはFITでした。これだとトランクはスーツケース一つで一杯です。撮影機材は後部座席に積んで、出発です。

一路、鶴居村を目指します。まず鶴見台にいるはずのカナダヅルを探しましたが、見つけることができません(おそらく何かの陰に隠れていただけだと思います)。しかたなく、向かい側にあるカフェ「どれみふぁ空」で昼食にしよう(このカフェは裏に庭があって、昨年はシマエナガが見られました)と思ったら、この日は臨時休業でした。昼食は、鶴居村の中心部にあるそば屋「村の小さなそば屋たまゆら」で取ることにして、移動しました。

「たまゆら」は、十割そばも二八そばも出します。これまでは、十割と二八を両方食べられる「二種盛り」を頼んでいたのですが、この日は二八のもりそばにしました。

おいしいそばをいただいた後、撮影です。ここ(鶴居村中心部)まで来ているので、撮影場所は鶴居・伊藤サンクチュアリにしました。こちらにはマナヅルがいるはず・・・給餌場に着いたら、探すまでもなく目の前にいました。

雪原のタンチョウの群れの中、マナヅル。新鮮な光景です。

ここは(出水で時折見るように)ツルの邪魔をする見物人もいないので(柵があるので見物人は必要以上にツルに近づけない)、マナヅルは静かに採餌しています。羽ばたきや飛翔を撮ることはできませんでしたが、ダンスを披露してくれました。相手がいませんが。

マナヅルを主に狙いましたが、もちろんタンチョウも撮ります。

夕方までいれば塒に帰るマナヅルの飛翔写真が撮れるのはわかっているのですが、2時の給餌が終わると急速に寒くなるので、それまで待たずに撤収します。

帰路。もうすぐ釧路市街というところで、ふと、自分の左手の薬指に結婚指輪がないことに気づきました。さすがに焦りましたね。あー、手袋の着脱をしたとき、落としたのでしょう(ゆるかったし)。サンクチュアリに戻ろうかとも思いましたが、ちょっと遠ざかりすぎたので、サンクチュアリの捜索は明日にして、ホテルに向かいました。ホテルの駐車場で車の中も探しましたが見つからず。指輪のことは明日に回しましょう。

この日の夕食は、恒例となっている「八千代本店」で寿司。寿司の写真は撮っていません(出されたらすぐ食べちゃうので)。

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