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台湾でナンパ、と逆ナン

「台湾美女に逆ナンされました」
というのが、今回の主題。

10年ぶりに台湾を訪れた。

前回は、初めての社員旅行だったが
「とにかく親日の国」の印象だった。

今回はなんと、男2人の旅。

1年前まで一緒に働いていた
O山さん(イニシャル)と、久しぶりに

「どこかで会いましょう」

という話になり、台湾にて
現地合流で遊びに行く事になった。

※O山さんは福岡、僕は群馬在住

・・・

台湾を訪れて、すぐに
親日を体感するエピソードがあった。

九份という観光地が
台北から1時間ほど離れた場所にある。

その電車に乗る時の事だ。

「ちょっと待って。君たち日本人?」
「はい」

「九份に行くなら、ここじゃないよ
 あっちの電車に乗るんだ」

日本語で話しかけてきたおじさんは
もちろん、台湾人だ。

その上、電車の時間表の見方まで
丁寧に教えてくれて、大変助かった。

・・・

その後、台北市内に戻ってからは
鼎泰豊(ディンタイフォン)という中華屋さんに行った。

海外によく行く人ならご存知の
小籠包で有名なお店だ。

オススメとして台湾の鼎泰豊だけで買える
お土産の「食べるラー油」は絶品だ。

※メルカリで転売されてるケースあり

そろそろ、ナンパの話に移ろう。

鼎泰豊に着いたのは昼12時半。
最も混雑する時間と言える。

300席を擁する店舗ながら
「35分待ち」と表示されていた。

ただ、5分ほどで「相席OK?」と
店員さんに聞かれ、すぐに入る事ができた。

店に入ると、すぐにO山さんがトイレに立ち
その間に相席となる他の2組が入ってきた。

2組とも、女性2人(友達同士)の日本人だった。

台湾はとにかく日本女性の観光客が多い。
タピオカの影響だろうか?

・女友達
・親子(母と娘)

の組み合わせが圧倒的多数を占め
僕らのような男2人は皆無だった。

2組が入ってきた瞬間に

「あぁ、最低でもどちらかとは
 お話する事になるだろうな」

と僕は予感していた。

なぜなら、前日の夜に九份で
楽しくお酒を飲みながら

「あと、僕たちに足りないのは
 女性だけですね笑」

なんて話をしていたからだ。

ただ、O山さんがいない段階で
声をかけると関係性に段差ができるので
帰ってくるまで待つ事にした。

そして、O山さんは帰ってくると
すぐさま女性に声をかけた。

その間、3秒(たぶん)

ためらう暇すら与えない速攻だ。

時間は、経てば経つほど
ためらいが生まれ、きっかけを失いがちだ。

それを封殺するかのように
華麗な速攻を仕掛けるO山さん。

やはり只者ではない。(おそらく天然の素質)

声をかけた女性が、たまたま
台湾3回目との事で、色々教えてもらった。

ただ、気になったのは
もう片方の1組の女性たち。。。

1つの個室の中で、2組が会話で盛り上がり
1組だけが別のグループと化した。

何度か目が合ってしまい、声を掛けるか
迷った末、声はかけなかった。

初対面の3組で、トライアングルはむずかしい。

会話した2人とは「楽しんでください」と言って
特に何もなく、お別れした。

あとで「インスタくらい交換しておけば」
と話していた事は、内緒だ。

・・・

その後、もう1つ
女性と関わるエピソードがあった。

「台湾美女から逆ナン」の話だ。

ある夜、地下鉄に乗って
火鍋を食べに行く事にした。

電車に僕が乗り、O山さんが乗り込み
続いて女性が乗り込んできた。

そして、3人が横並びになった。

僕がO山さんと会話しようとすると
O山さん越しに女性が見える構図だ。

すると、不自然なタイミング?で
女性と目が合った。

「ん?日本人の女性かな...」

と思って、特に気にも止めなかったが
少しして、O山さんが女性と会話を始めた。

彼女は台湾人で、日本語を勉強していて
どうやら興味があったらしい。

なるほど、不自然な視線はそのためか。

2駅ほど走って電車を降りると
たまたま、女性も同じ降車駅だった。

そのまま話を続けていて
「これから火鍋屋さんに行く予定」
と話すと、案内してくれる事になった。

ただ、彼女も知らない店だったらしく
Googleマップで調べて駅の出口を間違えたりした笑

しかし、こんなに親切にされる事は
世界のどこでも、なかなかない事だ。

火鍋屋さんに着いたところで
もう少し話を聞いてみたい、と思ったので

「よかったら火鍋、一緒にどう?」
「僕たちが食事代は出すので」

とお誘いしてみた。

しかし、彼女も仕事の時間があって
普通に断られてしまった(^^;

その後、前回の改善点を踏まえて
彼女にインスタを聞いたかは、内緒だ。

・・・

終わった後に、O山さんと話していたら
O山さんも女性の視線に気づいてたらしく...

『わざと、ぶつかってみる』
というアクションを起こしていた。

そして、相手が日本語で話をして
そこから会話がオープンしたのだった。

さすが、コミュニケーションが上手い人は
小さな違和感を放置しない。

仕事もそうだが、小さな違和感を放置すると

・大きな問題、ミスが起こる
・チャンスを見逃す

という事は起こりやすい。

小さな違和感を放置せず、キャッチして
反応を検証していくのは重要だ。

・小さな違和感、微差にアンテナを張る
・小さくテスト、検証する
・適切にフォローする

の3つのステップだ。

・・・

こうして、男2人の海外旅行は終わった。

最後にもっともらしい事を言って
ナンパの罪?を軽減しようとするところに
如実に人間性は表れるというものだ。

人間の本音は、開口一番よりも
話の結論に出てくる。

特に、日本人はその傾向が強いので
注意しよう。。。

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