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たまには感情的になってもいいですか?

みなさんこんにちは。

私はいま怒っています。
それは以下のニュースに触れたからです。

今回の記事はちょっと強めの語調となるやもしれず、ひょっとすると読まれる方の気分を害するかもしれません。

あらかじめお断りしておきます。

彼らの環境とはなんぞ

今回このような暴挙に出たのは環境団体「ジャスト・ストップ・オイル」。彼らは、化石燃料の使用を段階的に廃止することを求める環境保護団体です。

過激な抗議活動で知られている彼らは、過去にもゴッホの絵画「ひまわり」にスープを投げつけるなどの行動を行っています。

それら今までの暴挙と、化石燃料を段階的に廃止する目的ってどうリンクするんでしょうか?

私にはまったく分からない。

絵画にトマトスープを塗りたくれば、化石燃料の使用は減るんでしょうか。
ストーンヘンジをオレンジ色に染めれば化石燃料の使用は減るんでしょうか。

仮にこの手の行動が、直接的な行動を促すメッセージでなく、間接的なものだったとして、そのメッセージがまったく伝わらない。

伝わっていないどころか、私のような遠い異国のアジアの小市民が嫌悪感を抱いてしまうと言う時点で、ただの大失敗クソプロモーションです。

何がしたいんでしょうかね。

因みにこのストーンヘンジで散布されたのはペンキと言われています。
このペンキってのは石油成分を極力排除したものなんでしょうか。(疑

ペンキは以下のように石油由来のものが使用されています。

1. 溶剤: 多くのペンキは、乾燥を速めるために溶剤を含んでいます。これらの溶剤の多くは石油から作られたものです。一般的な溶剤にはミネラルスピリット、ナフサ、トルエンなどがあります 。
2. 合成樹脂: ペンキの成分には、塗膜を形成するための合成樹脂が含まれています。これらの樹脂は、アクリル、アルキド、ポリウレタンなど、石油由来の化学物質から作られることが多いです 。
3. 添加剤: ペンキの性能を向上させるために使用されるさまざまな添加剤も、しばしば石油ベースの成分を含んでいます。例えば、流動性を改善するためのプラスチック化剤や、UV保護のための添加剤などです 。

ChatGPT

まぁこれらの石油成分を極力抑えたものだとしても、絶対に私は許しませんけどね。

気候変動とか環境とか抜きにして、人として

環境原理主義と呼ばれる人たち

ジャストストップオイルのような団体とそれにまつわる最近の事例は以下の二つがあります。これを機会に界隈のトレンドを抑えてきましょう。

エクスティンクション・リベリオンの抗議活動 (2018年-2020年)

エクスティンクション・リベリオン(XR)は、気候変動に対する政府の対応を求めるために、非暴力の市民的不服従運動を行う環境保護団体です。

2019年4月、ロンドンでの大規模な抗議活動により、複数の主要な道路や橋を封鎖し、市内交通に大混乱をもたらしました。また、2020年にはイギリス議会議事堂周辺での抗議活動を行い、数百人の逮捕者が出ました 。

アース・リベレーション・フロントの放火事件 (2012年)

アース・リベレーション・フロント(ELF)は、環境破壊に抗議するために破壊活動や放火を行う過激な環境保護団体です。

2012年、ワシントン州にあるニッケル鉱山のオフィスに放火し、鉱山開発に反対する姿勢を示しました。この事件では約100万ドルの被害が発生し、ELFは環境保護を理由にこの行動を正当化しました 。

このふたつの内、アース・リベレーション・フロントについては、その活動は現在衰退していますが、エクステンション・リベリオンは健在だそうです。

大多数のまっとうな人たちが被害を被る

この手の環境原理主義者のニュースに触れて、私が一番憤りを覚えるのが、彼ら以外の大多数の気候変動問題に真摯に取り組んでいる人たちのイメージまでも悪くさせる事になるからです。

「ほら言わんこっちゃない。」
「あの手の環境かぶれは危険な連中だ。」

気候変動問題やカーボンニュートラルに未だ関心を持っていない人たちがサーッと更に距離をとってしまう映像が鮮明に見えます。

いま気候変動問題についてビジネスという分野で、新たな展開を模索している人たちがたくさん居ます。

その人達の足を引っ張らないで欲しい。

そう感じて思わず書いてしまいました。

かーっとなってここまで書いて、なんとなく気分も落ち着いてきたので、ここで止めておきます。

今回も長文最後までお読みいただきありがとうございました。