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ChatGPTの新機能Custom instructionsで実用的そうな例4選
新機能、Custom instructionsは公式サイトの解説はありますが、最初はいまいち便利な使い方がわからなかったです。ChatGPTを使うジャンルはいろいろあるので、毎回同じ前提を伝えてもうまく機能しないのではという懸念もあります。
追記: アップデート(?)で現在はCustom instructionsはスレッドごとに使い分けられるようです。新しいチャットをはじめたときのCustom instructionsがそのスレッドに適用され続けるようです。
そのため、いい使い方がないか軽く調べていたところ、幅広く適用できる実用的そうな使い方をしている人をちらほら見つけました。以下で共有したいと思います。
Custom instructions自体の使い方はいろんな人が解説しているので省きます。もともとGPTのAPIを試せるPlaygroundで似たような機能があったのでそれがChatGPTでも使えるようになったとみています。
実用的そうな例
毎回「私は人工知能なので〜」という前置きをされるのを防ぐ
これはあるあるですね。これを省略することで時短になりますし、回答も「人工知能だから言えません」よりも踏み込んだものに変わるかもしれません。
With the new Custom Instructions: this works in ChatGPT.
— Jeremy Nguyen ✍🏼 🚢 (@JeremyNguyenPhD) July 21, 2023
(Results in the comments). pic.twitter.com/UKY2RGD1X6
回答に入る前の毎回の概要の説明を省略してもらう
たしかにこれはいつも「わかっているよ!」と思ったりしていたので省きたいですね。
ChatGPTのCustom Instructionsが来ていたので、念願だった設定をしてみた。
— 中嶋 謙互 (@ringo) July 21, 2023
「概要の説明をいちいちするな」
これはめっちゃ効いた。素晴らしいのひとこと! pic.twitter.com/hiBVNWiLMx
使い分けもがんばればできそう
使い分け機能はそのうち公式で対応する可能性もあるかなと思っています。(追記: どうもさっそく対応したようです。)
ChatGPTのCustom instructionsの設定で「複数パターン作って切り替えしたい」という声をけっこう見かけます。方法はブログにアップしましたが、Twitterにもあげときますね。
— EARLの医学ツイート (@EARL_med_tw) July 21, 2023
具体的には、「on/off設定を書き込んでおく」と「適用する設定番号をプロンプト上で指定する」の2パターンあります。画像参照 pic.twitter.com/QE400QMm74
おまけの追記: OpenAIのCEOの場合
直接的な表現が好きです、と書いてますね笑。
damn i love custom instructions pic.twitter.com/su0BlttJF7
— Sam Altman (@sama) July 22, 2023
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