脳内筆記中につき、少々お時間いただきます
わたしは脳内で文字を書いている。
自分が相手に話す言葉を、
一旦脳内で文を書く。
言葉通り、
イメージ上で文字を書いている。
脳内で文を書いてから音に変換するため、
わたしは言葉を発するのに間が空きがちだ。
テンポの良いコミュニケーションが苦手なのだ。
シナプスのせいなのかもしれないが、
とにかく幼少の頃から脳内筆記の癖がある。
こうしてnoteにて文章を打っている時も、
コンマ数秒前に脳内にも文字を打っている。
相手からの言葉も一度脳内で文字変換する。
そして返す言葉を脳書きして変換する。
時間が必要なのだ。
もちろんテンポが悪いというくらいで、
いくら待っていても発言しないという程ではない。
ちゃんと会話はできている…はず…。
「動物のお医者さん」という漫画がある。
その登場人物の中に菱沼聖子という院生がいるのだが、
彼女はとてもトロトロ〜ッとした話し方をする。
彼女の同期でバリバリの院生に「口にハエが止まりそうな話し方」などと嫌味を言われていたりする。
「失礼ね!わたしだって早く話そうと思えば話せるのよ!!」と反論するも、
「…頭が追いつかない〜」と元のトロトロに戻ってしまう。
子どもの頃読んでいた時、
そんな人いるわけないと笑いながら読んでいたものだが、
今ならわかる。
菱沼聖子はわたしだ。
脳内筆記スピードが追いつかず、
筆記より先に喋ろうとしても言葉が出てこないのだ。
もしくは言葉を間違えてしまう。
ちょっとアドレナリンが出ている状態で喋ろうとすると、
うまく文章を作ることができず、
目の前で話を聞こうとする子どもたちの頭上にハテナマークが見える(気がする)。
( ※ 小学生バレーボールの指導者やってます )
コメントが必要な時も、
ある程度前もって話す内容を決めておかないと話せないことが情けない。
アドリブなんて以ての外である。
お笑い芸人とか落語家とか凄いよなぁ。
仕事で電話対応をすることが多いが、
メモを取りながら、
ついでに復唱しながら対話すると、
少しテンポを良くできる。
メモの文字を見ることで、
相手の言葉を脳内処理する手間が省けるので視覚利用は有効と考える。
何かを片手間にメモもとらず電話対応していると、
言葉が右耳から左耳に流れていってしまう。
チャラチャッチャッチャラッチャー
わたしは自分の事をあまり喋るタイプではない。
だが決して無口ではない。
要は会話のテンポに合わせることができない。
LINEのグループトークなんかでも書き遅れる。
打ち込んでいるうちに話が切り替わっていたりする。
コメントを挟むタイミングを逃しがち。
そして見る専になる。
noteが自分を出す最適の場だな。
無口なんじゃなくて、
トロいだけなんです。
最後まで独り言にお付き合いいただき、
ありがとうございました。