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「伝わらない」ではなくて「伝えていない」だけ

アンタウォッチマンを観まして、
お笑いにも、
いろんな学びがあるんだと、
ちょっと感心してしまいました。

NON STYLEの石田さんと、
笑い飯の哲夫さんと、
パンクブーブーの哲夫さん。
現役芸人が、
NSC養成学校の講師をしている。


伝わらない


笑いが伝わらないからって
やめてしまう人が多いそうで。
人を笑わせたい、
楽しませたいって思ってるんだものね。
もしくは
自分は面白いから見て!!だったり。
なのに
目の前で観ている人たちは笑わない。
それは心が折れるよね。

NON STYLEの石田さんが言うには、
伝わらない ではなくて、
伝えていないだけ と。

伝わらないのは、
その漫才に自分の感情が埋まっていないから。

感情が埋まるってどういう意味だろう。
わたしが思うのは、
思いの入れ込み具合ってことかと理解してます。

相方が話しているときの目線をどこに置けばいいのかという質問をしたコンビがいて、
それを受けて石田さんは、
それは感情が埋まっていないからだよと答えた。
相方と漫才しているのに、
気持ちがノッていないから。
相方と目線を合わせれば、
それはネタなのかもしれないけれど、
相方と気持ちを交わせるようになって、
そんな感情の入ったやり取りが、
観客には伝わるようになる。
多分そういうことだったんじゃないかと。

あとは、
見た目から伝わるわかりやすさ。
見るからにそうだし、
見た目だけで面白いことがわかる。
そんなわかりやすさが大事。


あぁなるほどな。

わたしは、
小学生にバレーボールを教えてて、
時々子どもたちの表情が
(?−?)になっていることがあって。
あぁ伝わってないなぁって。
伝え方をすごく悩むことがある。
もっとこう、
視覚的に説明できるように工夫するといいんだろうな。
絵に描くとか、
写真とか動画撮ったりとか、
参考になりそうな動画見つけてきたりとか。
あとは語彙力を伸ばす。
同じことを言っているけど、
言い方を変えてみる。
そういえばゲッターズ飯田さんも、
そんなようなこと言ってた。
本当に伝えたいなら、
伝わる方法を変えながら何度でも。


パンクブーブーの哲夫さんは、
決め台詞とかではなくて、
構成のオリジナルを考えると、
見ている人の印象に残りやすいと。
この時の例にあがったのはタカアンドトシ。
「欧米か!」というツッコミ文句が有名だけど、
なにより同じツッコミ文句を使うボケを連発してくるのが斬新だったと。
なるほど確かに。
このパターンだと、
たぶんミルクボーイも該当するのかな。
あ、大林ひょと子かな?


ここまでくると、
お笑いって深いなぁって思いましたね。

この授業面白い。


笑い飯の哲夫さんは発想力について。
めちゃくちゃ面白いことをたくさん生み出せる
お笑いの天才。
だけど、
コア過ぎて聞き手が置き去りになっちゃう。
だからもうちょっと面白くないネタ考えろって怒られたことがあるとか。
笑い飯のネタ好きだけど、
ちょっと笑いが強すぎるんだろうな。
アクが強い?
いっぱい聞いてるとお腹いっぱいになっちゃう感じ。
でも印象バッチリ。
なんであんな訳のわからないネタを思いつくのか。


あ、
でもこのnoteには
とくにオチはありませんので悪しからず。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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