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ホットクックに敗北宣言

1年以上続けている音声配信standfmで「配信仲間」が増えてきている。フォロワーを増やす鉄則の一つ「他の配信を聞きに行く」などということを私は初期の頃ほとんどやっていなかった。それでも1年も続けていると興味深い内容の配信、お人柄が面白い配信者、少しずつだが「配信仲間」が増え始めた。音声配信の魅力の一つは「会ったことはないが会っている気がする」ということじゃないだろうか。それだけ文字や写真だけでない魅力がある。「話している人の声」にはいろんなものが如実に表れる。

近所にいる面白い人の話を普通は聞けない。友人になるか知り合いになるかしない限り。そしてstandfm にはチャンネルは無数にあるし、自分に興味がありそうな内容をnoteほど積極的に紹介してくれる機能もないので出会いは偶然頼みになるものの、「面白い人の話」に出会えると面白さは増してくる気がする。普通は出会えない「面白い人の話を聞ける」きっかけをstandfmのような音声配信はくれる気がしている。

例えば、こんな配信をしている人もいる。sharpが「一家に一台」の普及を目指している炊飯器のような形をしている小型家電ホットクックを使ったお料理ライブ。ホットクックは「ほっとく」が語源になっている自動調理器で、炒める、煮る、蒸す、茹でる様々な料理を自動でやってくれる夢のような家電だ。私はこの配信を聴き始めていた頃、全く自分では買うつもりはなかった。料理はそんなに苦にならないほうだし、料理ができないほど忙しいわけでもない。

でも「今日は回鍋肉を作りたいと思います!」と配信を聞いていたとき、
(え?回鍋肉も作ってくれるの?)
「今日はナポリタンを作りたいと思います!」という配信では
(えええ?ナポリタン??)とホットクックの可能性にだんだん興味を持ち始めた。思わず家電量販店に行って、実物を確認してしまった。

ホットクックには3サイズある。2.4ℓと1.6ℓと1.0ℓ。
2.4ℓはデカっ!!と思うほど存在感がある。
回鍋肉を自動で炒める「混ぜ技ユニット」なるものはどんなものなのか??
蓋をあけて確認してみた。意外と太いボールペン程度のもので
(こんなもので混ざるのだろうか?)という印象だった。YouTubeで見ればもちろん一目瞭然だが、音声配信では逆に想像力を掻き立てられてしまった(笑)

結論から言うと私も買ってしまった(笑)私は1.0ℓ。
決め手は「ポテトサラダの途中までできる」という情報。
ポテトサラダは結構めんどくさい。ジャガイモの適度に火を通すのが意外とむずかしかったりする。初回はもちろんポテトサラダを作った。じゃがいもと卵を同時に下ごしらえできる。じゃがいもの火の通り加減は絶妙だった。ポテトサラダがとても簡単にできた。

そしてかぼちゃのスープも作ってみた。玉ねぎとかぼちゃと水だけ。
油やバターで玉ねぎを別に炒めるわけでもないレシピに若干の不安を感じつつも
スイッチを押した。蓋を開けて「煮詰める」という機能もある。完成。

びっくりした。信じられない美味しさだった。私もそれなりに人には料理上手と言われることもある。そして私のかぼちゃスープのほうが美味しいだろうと予測していた。だって玉ねぎをじっくり炒めたり、手間ひまかけているんだから。
一口食べて(ホットクック様、申し訳ありませんでした!)と心の中でつぶやいた。家族も味の深みに驚いていた。

ホットクックに敗北宣言。参りました!

配信仲間のホットクックLIVE 
音声で聞く料理配信は逆に想像力が掻き立てられる気がしている
現在私はstandfm ホットクック部副部長(笑)


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