ロディンフラクタル−後編−
はじめに
いきなりニコラ・テスラの言葉から始まりましたが、今回の記事ではロディンフラクタルの真髄について綴りましたので引用しました。何とも知的好奇心くすぐられる言葉ですね!
ですが特別な数字369がロディンフラクタルの真髄ではありません。半分は真髄なのですが…。あくまでテスラの言葉通り369は”鍵”です。
本記事では始めに369について見ていき、本筋のロディンフラクタルの真髄(宇宙の法則)へと理解を繋げていきます。まだ前編を読まれていない方は先に前編からどうぞ!それでは内容に入っていきましょう!
369と三位一体
前編のおさらいポイント
369と124875
前編では掛け算・割り算を通してロディンフラクタルを紐解き、理解してきました。後編でもそれを踏襲し、ロディンフラクタルを紐解いていきます。まずは下の表をご覧ください。
表は小学校で習った九九を一桁に戻したもの(カバラ式)。見事に数字が369と124875のグループで分かれていますね。
ここで注目していただきたいのが、369が関わる掛け算でしか369は登場していません。つまり369は369の三つだけで成り立っているのが数字の性質と言うこと。
ですがこれだけではロディンフラクタルにおける369の特別さにピンと来ていないかと思います。恐らくその理由は「三つだけで成り立っている」と言うところにピンと来ていないから。では「三位一体」と言う語を説明しましょう。
三位一体
小難しいのは嫌いだよー。と言う方がいらっしゃるかもしれません。ですが安心して下さい。この記事はビギナーさん向けでもあります。なるべく分かりやすくがモットーですから。それにロディンフラクタルにも大きく関わることです。
作図において最初にできる多角形は三角形。三角形から三位一体を読み取ることができるのですが、今回の記事ではその説明を割愛し、具体例のみで説明します。
では、この記事を読んでいるあなたの視点で考えてみましょう。
あなたもそうである様に、全ての人は例外なく父親と母親との間に子として生まれます。「父・母・子」この三者で一つの関係。
続けて視点を変えてみましょう。あなたが親だとして、親のあなたと子、そして子のパートナーとの間に新たな子が生まれて…と世代を超えても同じ様に三者で一つの関係。この三つで一つを成す関係のことを三位一体と言います。
この三位一体の繰り返しで我々は存在しています。例外はなく、変えようがないただ一つの法則。その絶対のルールが故に根本原理と定義されます。
と、三位一体の説明は以上!「三つで一つを成す関係を三位一体」と理解して頂ければ大丈夫です!
小難しいことはここら辺にして「三位一体」をロディンフラクタルの369と結びつけましょう。
(三位一体についてこの説明だけでは物足りない上級者の方は、霜月やよいさんのこちらの記事がおすすめです)
三つだけで成り立つ369
では三位一体の説明と369とを結びつけます。
369ついて冒頭の掛け算の説明では「369が関わる掛け算でしか369は登場しない」つまり「369は369の三つだけで成り立っているのが数字の性質」と説明しました。
そして三位一体の説明では「三つで一つを成す関係を三位一体」と説明しました。繋がってきましたね〜。369を前項の三位一体の図に当てはめたものが下の画像です。
3と6から9。9から3と6。前項の例えと同じように369の三つで一つの関係、つまり三位一体が成り立っています。これがロディンフラクタルにおける三位一体です。124875とは別に369の三つで成り立つ関係。
完璧とも言える369はこの世を形造る数字です。いきなり話が飛躍する様ですが、数字は事実を伝えます。369の数字はこの世を形造る”この世にそれしか存在しないもの”に現れる数字だからです。
そんな特別な数字369にも欠点があります。それは「369は369の三つだけで成り立つ数字の性質」。三つで成り立つ数字の性質が故に、3つの数しか登場しません。
ですがロディンフラクタルや0〜9の10進数に目を向けても369以外の数字が存在しています。
段々話がぶっ飛んで来ましたので単刀直入に言いますと、この世を形造る369だけでは生命は繁栄しないため、対として生命を形造る数124875で存在するということ。光があれば影があるように数字も対になっています。
…またまた小難しくなってきましたので、最後の総仕上げとなるロディンフラクタルの真髄を見ていきましょう!(実はロディンフラクタルを理解するための前提知識は揃っていました😝)
ロディンフラクタルの真髄
7番目のポイント
今回の記事ではまだ割り算を使っていませんでした。ですがロディンフラクタルの真髄を理解する前提知識は出揃っています。新しい数式は使わず、前編で登場した割り算と、同じく前編の掛け算とを使い「生命を形造る数124875」を理解しましょう。
ここまで何度も出てきますが、369は三つだけで成り立つ性質。割り算でもその性質を見せています。360度は3と6で成り立つ数であり、割り算した解には9が現れています。(360÷9=40は40度が9個あるということ。やはり9)
ですが唯一369の支配が及んでいない数字がありますね。それは不思議な数字7。360度を割ったその解は51.42857142857145…。7の性質はこれです。7の性質は数字の繰り返しと循環。
この不思議な数7はロディンフラクタルに落とし込まれた時、この世を形造る369とは異なる”生命を形造る循環”を示します。大袈裟な話ではありませんよ。
六つの数字124875は図の様に1→2→4→8→7→5の順番で巡っています。この数字の順番は掛け算のカバラ式の並び。124875の循環です。
ここで注目していただきたいのが、六つ数字の巡りには”捻れ”と言いますか交点がありますね。その交点が7番目のポイント。数字7の性質は繰り返しと循環でしたね。
この7番目のポイントの捻れが「生命を形造る124875」の所以でもあります。下の画像はトーラス。生命を形造るエネルギーの流れです。ぶっ飛んだことを言っているわけではなく、我々人間もトーラスを纏っています。そのトーラスのエネルギーは循環しています。
ロディンフラクタルにおいても数字は循環しており、7番目のポイントによって得られたその形は、生命を形造るトーラスとの符合を示しています。
生命を形造る数の真意は「循環するの数字の巡り−124875−」と「循環するエネルギーの流れ−トーラス形状−」との符合です。
まさに「 ∞ (無限)」。
桁数が増えても
ではここまで長い道のりでしたが、ここまで読み進めたあなたはロディンフラクタルの真髄を理解しました。免許皆伝です!
その真髄とは「この世を形造る369と生命を形造る124875との調和をロディンフラクタルは示している」です。
古代の賢者が遺跡や象徴で伝え残している奥義「この世の根本原理・調和」をロディンフラクタルも同様に示していました。
詰まるところ、何事も調和が大切です。
…と、締めに入りかけましたが今日はSっ気を出してもう一つ見ていきましょう!
大切な調和についてです。ロディンフラクタルの数字は、369と124875のこの世を形造る・生命を形造る数字の調和でした。この示された調和は、桁数がどれだけ増えても同じ配置、同じ循環を示します。
つまり、どれだけ桁数が増えても一桁の数と同じ性質を示すということ。この事が理由で、一桁に戻すカバラ式を多用していました。数字の性質は変わりませんから。
どれだけ桁数が増えようとも同じ調和を示すロディンフラクタル。
終わりに
前編・後編でお伝えしてきました「ロディンフラクタル」については以上になります。ここまで書き終えて振り返ってみると、結構な文字数になってしまいました。ライトな説明を心がけたのですがヘヴィになったかも知れません。ですが、どれも難しい計算式や複雑な幾何学ではなく、小学校の算数で習った計算式や図形でした。
シンプルなものだからこそ、シンプルにこの世界の成り立ちを示しています。
偉そうにここまで綴ってきましたが、私は学んでいる者。学んだことを誰かに伝えようとする者。知りたいと思い、ここまで読み進めて下さったあなた様に感謝申し上げます。
私から伝えに行くことはありませんが、伝えるための扉は開けてあります。少しでもこの手の記事にご興味がおありでしたら次の扉(記事)も訪れてみて下さい。あなたの意思による決定次第。
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