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CVポート手術とルーティン

5月24日、今日の午後はCVポートを埋め込む手術があるが特に緊張はしてない。胃から小腸にかけて時々チクッとした痛みがあるが、全く無い日もある。20日に化学療法で抗がん剤を点滴してから体調が良い。微熱に悩まされていたのが、すっかり平熱に戻った。解熱に効果のある薬の有効期間を過ぎても熱が上がらないので腫瘍も少しは大人しくなったのかもと思った。ただ、それでも貧血による疲れやすい状態は改善してはいなかった。シャワーを浴びて病室まで帰ってくると息切れするぐらいキツく10分は動けなくなる。まだ重力を1.5倍ぐらいに感じていた。看護師さんが手術の準備ができたと呼びにきたので車椅子で手術室まで向かう。手術は局所麻酔で行い、身体に心電図用の電極を貼られたり、血圧を計る機械を右腕につけられた。顔に布みたいなものをかけられ手術が始まったのだが、局所麻酔あるあるで手術中のお喋りが丸聞こえで、後半になって「あれー」とか「これは○○だっけ」とかの声が聞こえてきて、やり直しで手術が長引きそうで不安になった。それでも1時間ぐらいで手術は終わり、病室に戻った。ポートの場所は右胸の比較的高い位置に入れてあるので直視では見えず、鏡でないと見えなかった。

 話は変わるが、入院生活が始まった2月から毎日、いや毎食必ずやっている事がある。

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いただきます

上記の様に病院食の写真にいただきますを添えてLINEで妻に送る事をルーティン化してやっていた。特に意味は無いし、それに対する反応が無くても構わないし、生存確認のようなものだったのかもしれないがずっと続けている。

 ルーティンというとシャワーの時間も16:00と決めていた。こう書くとルーティン多いなと思われそうだけど入院中は自由時間がかなりあって、いつシャワーを浴びてもいい事にしていると忘れる事はないとは思うが、晩ご飯の時間に重なったり、じゃあ今日はもういいか。とかになってしまいそうで時間を決めただけであってルーティン大好き男では無いと断言できる。

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