結局「君たちはどういきるか」を観てみた。
前回の水曜日、結局映画を見に行った。
最初は馴染みのマッサージ屋さんに行く予定にしていたが、残念ながら予約が取れなかったのだ。
三菱UFJ銀行があるユーカリが丘でお金をおろし、税金やら保険料などを支払って、午前中が終了。
その時点でマッサージ屋さんに電話を入れたが、夕方の予約はいっぱい(とはいえ、一人でやってる店なのですぐ埋まる…w)とのことだった。
もっと早く電話すればよかった(´・ω・`)。
で、イオンの無料休憩ベンチに座り、やれやれ…と思っていたのだが、ふと気がついて、すぐそばの映画館の情報を調べた。
あまり触手が伸びそうな映画はなかったのだが、スタジオジブリの「君たちはどう生きるか」をやっていて、後20分ほどで始まることがわかった。
この際だ、観てみるか。
水曜日は映画の日なのか、一般人でも1200円(シニアも同額)となっているので、混んでるかな?とは思ったが、流石に7月からやっている映画なのでガラガラだった。
半袖短パンのスタイルだったので、映画館は寒かったw。
で、映画なんだが、
面白かったか、と聞かれたら、面白かったと答えるだろう。
ストーリーとしてはかなり荒唐無稽な感じだったが、メッセージとしては結構来るものがあった。
まあ、映画自体の解説などはたくさんの動画やブログが出ているのでここでは避けるが、やはり最近のジブリ映画を見ていて思うのは、なんか男って馬鹿だね〜、と言われている気がしている。
千と千尋のお父さんって、どう思った?
あの時は夫婦揃ってダメだな〜って感じだったけどね。
ハウルと動く城のハウルも、男としては何かイラッと来るものもあった。
今回の真人くんのお父さん、
ムムム、一所懸命働く頼りになるお父さんなんだが、現実主義というか、見えているものしか見えないというちょっと残念な人だった気がする。
それに引き換え、女性の心使いの見事なこと!
なつこさんにしても、ヒミにしても、いつも真人くんのことを理解して行動している。おばあちゃんズも最高だったね。
それに支えられ、キチッと自分を見つけていく真人くんもよかった。
ただ、インコはちょっとキモかった…。
顔が可愛くないし、羽で包丁を研げるか!ってんだw.
その絡みで、作画の質がパートパートで変わっているのもちょっと気になった。
エンドロールを見ると、日本が誇るアニメスタジオ集結!という図柄なのだが、それが作品の中に出てきちゃってる気がして、ちょっと萎えた。
最初の5分程度の作画はこれまでになく大迫力で、おお!これこそ“ハヤオ”作品じゃ〜!と思っていたのだが、その後はポチポチ「おや〜?」という場面がでてきたのだ。
後半は非常に分かりにくいが、帰ってきて解説Youtubeを見てようやくわかる。バックグラウンドにこういうものがある、というネタを知らないと、「これ誰の墓?」「吾を学ぶと死す」って何?、「鍛冶屋って誰?」などなど、まあ元々大叔父さんのイメージの世界なので、理論的に説明しようというのが間違っているのだが、それがわかるまでは“その世界”については納得の行かないことばかりだった。
キリコさんは、いい味だしてたね♪
確かに不思議な映画であり、賛否が分かれることは納得なのだが、
ぼくとしては結構楽しめたかもしれない。
宮崎映画には、バカな男といい女が出てくるね。
女性はどちらかというと“母性”なのかもしれない。
宮崎駿監督は、やはりマザコンだった…w。