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定年退職、その後の生活はかなり厳しい現実、貧困生活回避のおすすめ!

60歳、定年退職。

先日、定年退職の説明会に参加しました。

一般的に収入が50%以上減収になります。

年収は新卒の社員より低い300万程度です。

住宅ローン、子供の学費の支払いがある人であれば地獄です。

それが無くてもかなりの貧困生活が待ち受けています。

60-65歳までの年金が給付されるまでは毎月赤字家計は必須です。

これが現実!

定年、その後の選択は基本的に下記の4点です。

  • 今の会社と再雇用契約を結び引き続き働く。

  • 定年退職をして転職する。

  • 定年退職して起業する。

  • 定年退職して完全にリタイアする。

収入だけみると今の会社と再雇用契約を結び引き続き働く一択に思われます?

目次

再雇用契約とは?

年金受給前の収入の面だけを重視するのであれば、ほぼこれ一択です。

しかし、これを選んで良いのでしょうか?

答えはNO!

先ず、再雇用契約とは?

「定年後再雇用制度」とは、継続雇用制度のひとつで、高齢者雇用安定法により、従業員の希望次第で定年退職後に新たに雇用契約を結ぶ制度のことをいいます。

この制度は、厚生年金の支給開始年齢の引上げの影響を受け、年金の支給がなく無収入状態の高齢者を出さないことを目的としています。

メリット

考えられるメリット4つ。

  • 給与は下がるものの毎月一定の収入が確保され65歳までは本人が希望すれば延長される。

  • 『高年齢雇用継続基本給付金』により25%以上収入が減った場合、60歳以降の賃金の15%が給付されます。

  • 職種は選択できないが、気心の知れた人たちと働く事で新たに人間関係構築をする必要がない。

  • 社会保険、雇用保険が確保される。 もちろん年金も増額する。

デメリット

  • ある一定の収入は約束されるが、一方時間をしっかり拘束される。

  • 低収入ながら65歳まで安定した収入確保。65歳以降は収入0円

  • 希望も夢もない。

  • 人が亡くなるときに後悔すると言われた1位‐ 視野が狭すぎた。もっと挑戦すればよかった!

  • 変わらない生活

  • 後輩の下で働きつづける

  • その他、数えたらきりがない!

再雇用契約を選択する人は?

全労働者の約85%が選択しています。

やっぱり収入面への不安が一番大きいのでしょう!

今年は、コロナ禍で雇用不安もありこの選択をする人が増加しそうです。

定年退職者の不安

何かと不安が付きまとうと思います。

代表的な項目に分けて説明します。

収入

なんと言っても収入の面の不安が一番かと思います。

年金給付が65歳になり、60歳から65歳まで生活が成り立つのか?

65歳以降、年金だけで生活できるのか?

住宅ローンの残債は?

子供の学費は?

→ 収入不安を払拭するための選択は再雇用契約です。毎月赤字ながら収入を確保できる。

仕事

やりがいのある仕事ができるのか?

楽しみながら仕事ができるのか?

仕事のために費やす時間が莫大です。時間の無駄でないのか?

不満を抱えて仕事を続けて大丈夫か?耐えられるのか?

→ 仕事の不安を消す方法は、転職か起業する事です。

社会からの疎外

仕事を辞めて完全リタイアして社会貢献していない不安?

社会の一員でない不安?

→ この不安を消すためには社会貢献奉仕活動、趣味など仕事以外にやりがいを見つけてる。

孤独

孤独感はどの選択をしても付きまとうと思います。

→ 定年前に仕事以外のコミュニティーの確立する。

→ 唯一起業をする事でコミュニティーは広がるはずです。

健康と老い(死)

この部分は定年退職だけの問題ではありません。

だれもが迎える事ですが、体だけでなく心も大きく関係します。

よって、いつまでも若々しく健康でいるために適度の運動をしながらストレスのない楽しい毎日を過ごす事が重要です。

最後に『死』への意識ですが、健康寿命まで約15年位しかありません。

この部分は、スティーブ・ジョブスのスピーチを含めて考えてみましょう。

スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式スピーチ

スピーチ動画

要点だけを簡単に説明します!

点と点をつなげる

点と点のつながりを先読みする事はできません。

その時、その時に自分の直観、勇気、運命、人生、何でもいいから自分の心を信じて行動してみましょう。

この事がやがて皆とは大きな違い、差をもたらしてくれます。

愛と敗北

Appleを追い出された事、奥さんとの出会い。

自分が本当にやりたいことを見つけて下さい。

ないなら探して下さい!

決して立ち止まってはいけない。

本当にやりたい事が見つかった時には、恋愛と同じように時がたつ毎に良くなって行きます。

あなた方の時間は限られてます。

本位でない人生を生きて時間を無駄にしないでください。

自分がしたいこと以外は2の次で良いのです。

名言:ハングリーであれ。 愚か者であれ。

スティーブ・ジョブズがいつも思っていたことであり、卒業生に送った言葉です。

新たな人生を踏み出す時に必要な気持ちだと思います。

まとめ

定年退職後の60-65歳までは収入が大幅に減少するため一般的に貧困な生活が待ち受けています。

赤字家計が続きます。

低収入ながら安定して収入を確保するには今の会社との再雇用契約を結んで働き続ける事ですが、それで幸せですか?

狭い視野、挑戦しない事で良いですか?

労働を辞めた65歳以降は収入が0になります?

それでも良いですか?

自分に問いかけてみて下さい。

そして、スティーブ・ジョブズのスピーチを読んで下さい。観て下さい。

結論は、おのずと出ます。

健康を維持し、個のスキルを高めて起業する事を準備しましょう!

当初収入面で不安があるなら週2-3日の再雇用契約を結び平行して起業の準備をすることもありかと思います。

これは強制でなく提案です!

みなさんが正しい選択をする事を心から祈っております。

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