よい授業とは
「よい授業とは」
と聞かれて思い浮かぶ映像はありますか?
教師の発問に対して手を挙げている授業?
子どもたちだけで授業を進めている授業?
意見を出し合いながら共に学ぶ授業?
良いと考えずに脱力して行う授業?
自分の学びやすさも学べる授業?
きっと各々の映像が出てきたと思います。
今回のましゅまろの会では、その様子を伝え合うところからスタートしました。
1 ある参加者の声
語り合う中で、ある参加者の方が声を上げました。
「子どもにとって良い授業、教師にとって良い授業、思い描くものが違うかもしれない。教師がこれはいけると準備をして臨んでも、子どもは『こんなのやらないよ』と言って逃げていくこともある。良い授業というものを見つけたいと思っているんだけど、難しいと思っています。」
この言葉の後、私達の対話の場にちょっとした「間」が生まれました。
それまで「良い授業とは」について語り合っていた私達にとって、原点、いや現実に立ち返るきっかけになりました。
2 それでも考え続ける
日々、授業する中で「今日は失敗したな」「ちょっといい感じかも」「でもな…」とぐるぐる考えています。
途中で「わからない!」と思うこともあるかもしれません。
それでも考え続けることが大切なのかもしれないとこの会で感じさせられました。
そして、考え続ける中で大切なのは「つながり」です。
自分だけでは学びをつくったり、深めたり、広げたりすることはできないと思っています。
ましゅまろの会のように対話を通し、他者や先人とつながることできっとあらたな視点が生まれ考え続けることができるのでしょう。
3 参加者が見ている先
さて、今回のましゅまろトークで面白かったのは、それぞれの見ている先でした。
授業の先にある姿が、単元後の子どもの姿の人もいれば、5年後の人もいる。
さらには、その子が大人になった社会、むしろその先の人もいました。
私は特別支援学校へ実習へ行った際、
「保護者の方と面談をする際には『いっしょに10年後の子どもたちの姿を見ていきましょう』というんだ。」
と教えていただいたことがありました。
目先だけ考えると視野が狭くなりがち、遠くも見ながら近くも見ていくことが大事であると捉えました。
よい授業という大きく抽象的な話題も近くを見たり、遠くを見たりしながら考え続けたいものです。
少し前のことでしたが、ましゅまろトークの動画を見ていたら元気が湧いてきました。
1学期は残り10日ほど。
来週もなんだかわくわくして授業ができそうです。
https://twitter.com/a_ki_sensei
コミュニティ参加は下記URLからどうぞ^^
https://x.com/i/communities/1642410359645675527