教室読み聞かせのススメ
こんにちは。けんけんです。
ましゅまろラーニングで
Perai3さんから絵本について学びました。
テーマは
“教室読み聞かせのススメ”
みなさん、教室で絵本の読み聞かせってしてますか?
私はあんまりしてませんでした。
物語の授業は大好きなんですけどね。
でも、Perai3さんのお話を聞いて、
読み聞かせしたい熱が爆上がりしました。
Perai3さんからの学びを私のフィルターを通して
鼻息荒めに伝えていきます!
1 教師の “大好き” エネルギーのもつ威力
まず、驚いたのはPerai3さんの「圧倒的笑顔」
めちゃくちゃキラッキラした目で絵本のことを語るんですよね。
例えるなら、そう、
「ジュエリーボックスをプレゼントされた少女」
Perai3さんの笑顔マジックで
いつの間にか自分も昔から絵本が大好きだったような錯覚に陥ったほど。笑
絵本に限らずですが、教師が心の底から
「楽しい!」
「大好き!」
っていうモノを熱く語るときにこそ
子どもたちに伝わる魅力が最大化するんですよね~!
あなたにも、熱く語れる
「大好き!」
はありますか?
Perai3さんみたいに、理屈ぬきに魅力を伝えられる
そんな教師でありたいですよね。
2 読書は豊かな想像力を育む
読書を通して、自分が実際に体験したことがないことを疑似体験できます。
登場人物に同化して気持ちに共感する経験を通して
喜怒哀楽の感情を自然に、多様に働かせることは、
子どもたちの「想像力」を豊かにしてくれます。
Perai3さんは
「絵本を通して想像力を育むことは、まわりの人に思いやりをもつことにつながる」
とおっしゃいます。
自分でない誰かの不幸を共に悲しんだり
ピンチを乗り越えたことを自分事のように喜んだり
ムカつく敵役に怒りを覚えたり…
泣いたり
笑ったり
ラジバンダリ(古い)
文字が少ない、もしくは全くない絵だけの絵本もありますよね。
だからこそ、想像できる「余白」が大きくなるとも言えます。
絵本をうまく活用して、子どもたちの想像力を豊かに育んでいきたいですよね。
3 無限の可能性を秘めた絵本の世界
絵本って、小さな子どものためのモノっていうイメージありますよね。
でも、中には大人でもハッとさせられるものもある。
世の中で起きている問題について、
世代の垣根を越えて語り合う最初のきっかけにもなるんじゃないかなー
なんて感じました。
可能性と言えば、Perai3さんは絵本を学級経営に生かすなんてレベルではなく、
「絵本を学級経営の柱」
にする勢いでした。
その徹底ぶりは、何と、
卒業式当日の最後のホームルームでの担任からの語りにも絵本を用いるほど!
『もしかしたら』
という絵本の力を借りて、大事な教え子たちに向けて
担任からの熱い思いを伝えたそうです。
Perai3さんは、
「私は、語るのが上手じゃないから、絵本の力を借りているだけよ。」
と、おっしゃっていましたが、
私には
「Perai3さんがもともと持っている熱い思いを絵本があますことなく引き出してくれている」
そんな風に感じました。
たぶんね、同じ本を使って、卒業式の当日だけマネしても
Perai3さんの3分の1も子どもたちの心に響かない気がするんですよね。
恋愛においては、
「壊れるほど愛しても3分の1も伝わらない」
と言われますが(だから古い)
絵本のことを壊れるほど愛しているPerai3さんの子どもたちへの思いは
3分の1どころか、
ただ語るだけよりも3倍くらい伝わりやすくなっていることでしょう。
なんせ、大して絵本好きでもなかった私が
お話を聞いたその日のうちに図書館に直行してしまったくらいですからね。笑
絵本のことを心から大好きな方だからこそ届くメッセージがあると思うんです。
絵本には、無限の可能性があるんだなぁ
と、理屈ではなく肌感覚で教わることができました。
4 読み聞かせしてみた
でもね、じゃあマネしても意味ないか?
と言えばそれも違う。
Perai3さんほどの実践ができるかは別にしても
これまでの自分よりも、1㎜でもよりよい教育にしていけるのなら
どんどんやる価値があると思います。
と、いうことで、私もPerai3さんに感化され、
早速、教室で読み聞かせをしちゃいましたよね。笑
あ、Perai3さんによるオススメ本のリスト資料、共有させてもらいますね!
図書館に行って、このリストの本を探してみたところ、
貸し出し中などもあって
1冊しか借りれませんでした。泣
でも、これとは別に
『ま、いっか!』
というおもしろい本を見つけたので、それを読み聞かせすることにしました。
2024年のスタートは、元日から大地震など悲しいニュースで溢れました。
そんな中でも全員が笑って3学期をスタートできる瞬間を作りたい!
そんな思いで選んだ1冊でした。
期待通り、教室中がステキな笑顔で溢れました。
Perai3さんに教えてもらった
・絵本の読み聞かせをしたあとは、しばらく教室に並べて置いておく
→何気なく手にとって読み返す子が出てくるよ。
これもマネして、しばらく教室後ろのロッカーの上に置いておいたところ…
なんと!給食の後、ふと気づくとその絵本を自席にもってきて
数人でおしゃべりしながら読み返しているではありませんか!
「オレ、ここ好き!」
「こっちも面白かったねー!」
なんて会話を聞いて、思わず口元がゆるんでしまいました。
3学期のスタートから温かい雰囲気づくり
絵本の力に大いに助けてもらいました。
5 司書の先生をうまく頼るべし!
ところで、みなさんは司書の先生に協力してもらっていますか?
私は正直これまであまりうまく連携できていなかったんですよね。
今回の会には、司書の先生も参加されていて、本音をたくさん教えてもらいました。
「子どもたちにもっと本を読んでほしい。」
「先生たちにもっと頼ってほしい。」
「迷惑なんかじゃない。そのために私たちがいる。」
これほどの潜在的な熱量を生かさない手はないですよね?
司書の先生って、あんまり自分を表に出してぐいぐい主張されずに
控えめにされている方が多いように感じます。
(完全に自分の経験のみからくる主観ですが。笑)
本のスペシャリストが近くにいるんだから、もっと頼っていけばいいじゃん!
そう思えたのは大きな収穫でした。
4月に年間の単元構成などにザっと目を通したりしますよね?
その際に、
「関連図書にはどんな本があるかな?」
「うちの学校の図書館にあるかな?」
「購入してもらえるとしたらどんな本がいいかな?」
という視点をちょっと意識しておく。
これをやるだけでも、司書の先生に依頼できることが出てくるはずです。
令和6年度、小学校では新しい教科書になりますよね。
新しい教材や単元を一望する際に、ぜひ意識しておきたい視点です。
6 まとめ
長くなっちゃったので、まとめます。
「絵本はいいぞー!」
私からは以上です!(コレは古くない)
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