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脳科学✖️子どもの自己肯定感を高める魔法の言葉🧙
脳科学 ✖️ 子どもの自己肯定感を高める魔法の言葉
📢 自己紹介
ましゅまろこそだて|3児の母 × 保育士
3人の子どもを育てながら、保育士としてたくさんの子どもと関わってきました。
育児のモヤモヤをふわっと軽く、脳科学の視点で「子どもの本当の気持ち」をひも解く発信をしています。
子育てに悩んだとき、ホッとできる場所になりますように🥹
〜「できた!」が増えると、子どもはもっと輝く〜
1. はじめに
「うちの子、自信がないみたい…」
「ちょっと失敗するとすぐに諦めちゃう…」
そんな悩みを持つ親御さんは多いですよね。
私も、保育士としてたくさんの子どもたちと関わりながら、
また、3人の母として日々子どもと接する中で、 「子どもの自己肯定感って、親のちょっとした声かけで変わるんだな」 と実感することがたくさんありました。
「自己肯定感」と聞くと、
「褒めて育てればいいの?」と思うかもしれませんが、 実はそれだけでは足りません。
むしろ、「頑張ったね!」「すごいね!」と褒め続けるだけでは、子どもが伸びないこともあるんです。
じゃあ、どうすれば 「自分はできる!」と前向きにチャレンジできる子 になるのでしょうか?
今回は、脳科学の視点で「自己肯定感が育つ声かけのコツ」 をお伝えします!
「これならできるかも!」と思えるものがあれば、ぜひ今日から試してみてくださいね✨
2. 「自己肯定感」って何?どうやって育つの?
まず、自己肯定感とは 「自分には価値がある」「自分は大丈夫」と思える感覚 のこと。
これが高いと、失敗しても「もう一回やってみよう!」と思えたり、
新しいことにも「やってみたい!」と前向きに挑戦できたりします。
でも、 子どもの自己肯定感は、ただ褒めるだけでは育ちません。
なぜなら、脳の発達の仕組み上、 「自分でできた!」という経験が何よりも大事だから です。
脳科学的に見た「自己肯定感の土台」
子どもの脳は 「できた!」という成功体験 を積み重ねることで、
脳の「報酬系」と呼ばれる部分が活性化し、「もっとやってみよう!」という意欲が生まれます。
つまり、「あなたはすごいね!」と褒められるよりも、
「自分でできた!」と実感できる経験のほうが、子どもの自己肯定感を高めるんです。
では、その 「できた!」を増やすための声かけ は、どうすればいいのでしょうか?
3. 子どもの自己肯定感を高める「魔法の言葉」
① 結果より「過程」を言葉にする
❌ 「すごいね!」
✅ 「ここまで一人で頑張ったんだね!」
よく「結果より過程が大事」と言われますが、これは脳科学的にも正解!
脳は 「努力したこと」「頑張ったプロセス」を認識すると、成功体験として強く記憶 します。
例えば、絵を描いた子どもに対して、
「上手だね!」ではなく、「じっくり時間をかけて描いたね」「ここにこだわったんだね!」 と声をかけると、「努力が認められた!」と感じやすくなります。
② できたことを「言語化」してあげる
❌ 「よく頑張ったね!」
✅ 「昨日はできなかったのに、今日はここまでできるようになったね!」
子どもは、自分の成長に気づきにくいもの。
だからこそ、 親が「できるようになったこと」を具体的に言葉にする ことで、「自分って成長してるんだ!」 と実感できます。
特に、少し前のことと比較してあげると効果的!
「前は靴を履くのに時間がかかってたけど、今日はすぐ履けたね!」
「昨日まではできなかったことが、今日はできるようになったね!」
こうした声かけを積み重ねることで、「できた!」の実感が増え、自然と自己肯定感が育っていきます。
③ 「失敗しても大丈夫!」を伝える
❌ 「なんでできなかったの?」
✅ 「うまくいかなかったね。でも、次はどうする?」
自己肯定感が高い子どもは、失敗しても「次どうしよう?」と前向きに考えます。
逆に、自己肯定感が低い子は「もうやめる…」とすぐに諦めてしまいます。
だからこそ、親が「失敗も成長の一部」と伝えてあげることが大切!
例えば、ブロックを積んでいて崩れてしまったとき、
「崩れちゃったね。どうしたら、もっと高く積めるかな?」と声をかけるだけで、
子どもは「じゃあ次はこうしてみよう!」と試行錯誤する力が育ちます。
「失敗しても大丈夫」という安心感があれば、子どもは「チャレンジすること」を怖がらなくなります。
4. まとめ
✅ 「できた!」の経験が自己肯定感を育てる
✅ 結果より「過程」を認めると、努力を楽しめる子になる
✅ できたことを言葉にしてあげると、成長を実感できる
✅ 失敗しても「どうすればいい?」と考えられるようになると、強い心が育つ
自己肯定感は 「すごいね!」の言葉だけで育つものではありません。
でも、 親のちょっとした声かけで、子どもは「自分は大丈夫」と思えるようになります。
保育園でも意識して声をかけると、子どもの表情がパァーッと明るくなるのを感じます。
今日からできること、ぜひひとつ試してみてくださいね🌿✨
📢 次回予告
「子どものやる気を引き出す親の関わり方」
子どもが「やりたい!」と思える環境づくりと、親ができるサポート方法をお伝えします!