わたしのこと
はじめまして。
Masaというペンネームで始めました。
平凡な一主婦になったばかりです。
今はとあるカフェでバリスタとして勤務しています。
今日は私のことについて少しだけお話しします。
一主婦になるにあたり、勇気を出して、
『自分が心の底からやりたい事』に挑戦し始めました。
それは何かというと、
『コーヒーの技術を身に付ける事』です。
なんでコーヒーの技術が必要になったのか?
それには主人の存在がとても大きいです。
私の主人は料理人です。
高校生から専門で料理を学び、18歳からフランスで働き、日本に帰国してからも星付きのレストラン、ワイナリー、ジビエ料理のレストランなど様々な場所(それこそフランス→東京→山梨→千葉→東京と学べるところへぶっ飛んで行くスタイル)で挑戦をして来た料理人の中でもかなりのど根性で数々の食材たちと向き合って来た経歴の人です。
もともと食欲旺盛で、朝からどんぶり四杯ご飯を平らげる食欲の持ち主で食べ物に関する仕事ならどんなにキツくても寝る間を惜しんで努力できるのが私でした。(仕事で寮の食事を用意していた時期が丸一年程あり、毎食300食程度だったのでかなり修行になりました)
主人と結婚する前からずっと私の夢が
『無農薬栽培の食材を使ったお店を出すこと』
『人々が集い、暮らしを豊かにする時間を提供できる場を社会に創ること』
この2つでした。
そんな私の夢を聞いて意気揚々と
「俺も将来お店を出したいんだ!」
「二人らしいお店が出せたらいいね!」
と明るく返してくれたのが今の主人。
そんなこんなで私たち夫婦は『近い将来お店を出す』という共通の目標ができ、これからの時間をどう過ごすかをより深く考えるようになりました。
主人が今まで培ってきた料理の技術と人を喜ばせたいという純粋な心意気に触れて、改めて自分は何ができるだろう?主人と共に将来肩を並べて、訪れてくれたお客さんを幸せにできるのはなんだろう?と考えた時にすぐに浮かんだのは、言わずもがなコーヒーです。
私がずっと自信や深い関心を持って人に話せる事の一つがコーヒーでした。
どの時代にもどんなに仕事がキツくても、1日の終わりやお休みの日に必ずハンドドリップでコップ一杯のコーヒーを淹れていました。
父のコーヒー好きにつられて中学生の頃からコーヒーが大好きだったんです。
主人と一緒にやっても恥ずかしくないように、私が三日坊主にならずに真剣に向き合えるのがコーヒー。
これからの人生をかけるなら、好きなら負けない事がいい、好きなことなら努力できる性格なので寧ろ私にはこの道しかありませんでした。
そうわかったからには、これからライフステージで結婚の後には出産子育てが始まる…となると私の時間はもうほぼないに等しい!
急いでコーヒーを本格的に学ぼう!とすぐ行動に移しました。
手始めにコーヒーインストラクターの資格をとり、カフェでのアルバイト、その後今のコーヒー屋さんで正社員として働くようになりました。
少し余談ですが、私の核になる話なので、私がこうも『自分のやりたい事』にフォーカスする理由をお話しします。
今まで職業選択の基準は、他者に委ねてしまっている節がありました。
「こう思われるだろうから」とか
「今やっといた方が後が楽だから」とか
「もう期限も近いからこんなもんでいいか」など。
心底やりたくてやってたわけじゃない仕事ばかりでとりあえず条件もいいし自分の今の能力でなんとかやれそうな事に時間を費やしていました。
しかもそれをクソ真面目に自分の心を誤魔化して、本当にその仕事が好きなんだと錯覚するように自分で追い込むなんてマインドコントロールなんかもしてました。
今思えばつまらない考え方だし、人生舐めてて笑っちゃいますね。
まあ俗にいう「アダルトチルドレン」の端くれでした。
人から嫌われたくなかったんです。
どんな人にもいい顔をしたかった。そんな傲慢な私でした。
心の底では、大学時代から精力的に取り組んできた無農薬栽培の農家さんとの関わりやファーマーズマーケットでの出会い、農業を通じた国際支援や文化交流の活動に一生を捧げたい気持ちもあって。
当時は現実と理想が全くリンクしていませんでした。
そんな中途半端な状態で日々忙しくするもんだから、わけがわからなくなり仕事で鬱になり、関西で務めてましたが、半年くらい実家の東京に戻り療養してました。
自分の心に嘘ついて頑張りすぎた代償で、体も心もストップしちゃったんです。
周りに対してもすごく恥ずかしくて、全部がうまくいかないってドン詰まりになった時に、当時お付き合いが始まっていた今の主人が「まーちゃんのまんまでいいんだよ!一緒乗り越えよう!」と私の見えない壁に一緒に立ち向かってくれました。
それ以来、「私が私らしくいられることをする」と決め、心を殺してまで「やるべきこと」「こうあるべき」をし続けるのはやめるようにしました。
そうすると突然視界が拓けて、変な雑音も聞こえなくなって世界がクリアになっていきました。
主人の明るさにはお付き合い当時からたくさん支えられています。
30歳という節目をすぎ、新しい一年が始まりました。
まだまだ主人との夢に向かって勉強中の状態です。
次の31歳からはより一層自分の決めた幸せな道を謳歌しつつ人にも幸せを間配れるだけの技術のある人になれるように、このnoteには日々の暮らしやコーヒーのことを徒然と記していこうと思います。
ある程度自己満足なところはありますが、私という人柄を面白く思ってもらえる人に楽しんでもらえたら嬉しいです!
長くなりましたが、読んでくださりありがとうございました。
素敵な1日をお過ごしください。
masa.