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カードショップ経営ゲーム「TCG Card Shop Simulator」感想&攻略

 Steamでプレイできる、店舗経営系のシミュレーターです。先日、早期アクセス版が発売されました。既にデモ版をプレイしており、それとの比較もしながら感想を述べていきます。簡単な攻略も記載します。


感想

カードパックの開封が楽しい

 カードパックを仕入れてそのまま商品として販売するのですが、自らパックを開封してレアカードを引き当て、それを商品として販売することもできます。運が良ければ、単純にカードパックを販売するよりも圧倒的に高い利益を得ることができます。
 この軽いガチャ要素が面白いです。1000ドル以上のレアカードを当てたときの快感はなかなかです。
 ちなみに、デモ版ではかなりの高確率でレアカードを入手できましたが、今回の早期アクセス版では渋くなっています。結果、ゲーム開始序盤に手軽に資金を得ることが難しくなっています。

どこか既視感のあるキャラクターたち

クサい客の処理

 カードショップあるあるでしょうか、たまにクサい客が来店します。商品購入だけならまだしも、プレイテーブルに座られてしまうことがあり、放置していると他の客が我慢できずに帰ってしまいます。大変迷惑です。
 そうなる前に、ハエに殺虫剤を振りかけるが如く、客に直接消臭スプレーをぶっかけましょう。
 現実世界でもこれくらい思い切って対処できれば、少し平和になると思ったり。

くさい(確信)
ダイレクト噴射

市場価格の変動がわかりづらい

 日付が変わると、いくつかの商品の仕入値と市場価格が変動します。どの商品の価格が変動したのかは、自分で調べないとわかりません。
 効率よくお店を回すには、既に店頭に並べている商品の値段を毎朝チェックして付け直す必要があり、非常に面倒です。カード単品を何種類も並べていたりすると、もうどうでもよくなってしまいます。
 せめて並んでいる商品だけでも、変動したら通知が入ってくれると嬉しいのですが。

設備やインテリアの種類が少なめ

 Steamのトップ画面にあるようなレイアウトにはできません。店内を派手にしたいなと思う人には不十分です。今後追加されることを期待しています。

照明がついているはずの少し薄暗い店内

アップデート頻度が多い

 いまのところ、発売されてから毎週のようにアップデートが入っています。そのたびに画面の見にくい点やテンポの悪さなどが改善されて、遊びやすくなっています。ユーザーの意見をかなり参考にしているようで、今後も改良が期待できます。

なんとなく攻略

とにかく客の回転率を上げる

 ゲーム内に同時に存在できる客の数に、上限があるっぽいです。上限はお店を拡張することで増えるようです。そして客単価はランダムで決まるようです。なので、売り上げを増やすには、とにかくレジを素早く済ませて、次々と客を出現させると良さそうです。
 仕事の遅いバイトにレジをやらせると、客がレジ前に長蛇の列をつくってしまいます。そうすると、客の入れ替わりが滞ってしまうため、1日に出現する客の数が減り、売り上げが落ちます。特に序盤は自分でレジを打つようにすると良いでしょう。

プレイテーブルは置かなくても良さげ

 店内にお客さんがたくさん居る状態は、繫盛しているように見えて気分が良いです。しかし、客が長く居座ってしまい回転率が下がり、全体の売り上げは落ちる傾向にあるようです。
 また、テーブルが足りないと、他人のプレイを眺めて帰るだけの客が来てしまいます。これは完全にマイナスです。
 ですので、売り上げだけを考えるなら、お店が少しさびしくなりますが、テーブルを置かなくても良いと思います。置くならたくさん置く、置かないなら1つも置かない、と決めたほうがよさそうです。

結果1. テーブル8台あり & バイトレジ
結果2. テーブルなし & 手動操作レジ

無理に商品の種類を増やさない

 新商品の取り扱いを開始する際、ライセンス料を支払う必要があります。結構な金額が掛かりますが、商品の種類を増やしたからといって、客単価が増える訳でもなさそうです。単価の安い商品のライセンスは買わずに、その分を店舗拡張に使うなどして、1日の来客数の上限を増やしたりするほうがよい気がします。在庫の手配も省けますし。

カード単品を並べるなら常に補充する

 空になったカードディスプレイをそのままにしておくと、そのディスプレイを眺めるだけで何も買わずに帰る客が来てしまいます。ディスプレイを増設してカードを朝のうちに大量に並べておくか、開店中に定期的にチェックして補充するようにしましょう。面倒ならディスプレイを撤去しても良いと思います。

 さて、攻略まで書いておいてなんですが、突き詰めてしまうと、他の店舗経営系シミュレーターと変わらなくなってしまいます。
 せっかくのカードショップならではの要素がありますし、あまり売り上げや効率にこだわらず、店内や商品を好きなようにアレンジする方針でプレイしたほうが、長く楽しめると思います。

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