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ノーヒントの推理ゲーム「Scene Investigators」 Vol.07

 事件ファイル「アパート4階 402号室:晩餐会」についてのヒントです。以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

調査日時:2002年4月24日 午後7時15分
調査場所:アパート4階 402号室

 いきなりですが、調査日時に誤訳があります…(バグかもしれませんが。)英語原文で表示される日時で始めます。

 問題を見てみましょう。今回は5問です。

問題1.このアパートの住人は何人?
 手紙や身分証などが無いか調べましょう。

問題2.ジェシカのいとこは誰?
 
いとこの特徴について調べましょう。

問題3.4番の席に座っていたのは誰?
 複数の席があるようです。席の状態から推理できるのかもしれません。

問題4.殺されたのは誰?
 まずは被害者の周辺を調べて、手掛かりを集めましょう。

問題5.殺人犯は誰?
 登場人物をまとめて、動機のありそうな人物に絞りましょう。

 また、今回は証拠として薬瓶を持っています。Fキーを押して、アイテムリストから詳細を見ることができます。
 検死の結果、薬瓶の中身が死因だと特定されています。大量に摂取したり、ほかの薬剤と併用したり、服用中にアルコールを摂取したりすると危険なようです。

 では調査を始めましょう。間取りは前回のファイルで調べた401号室を左右反対にした形です。リビング、キッチン、ダイニングを調べられます。

【リビング】
 まずはガラステーブルの上を調べましょう。ノートパソコンが置いてあります。ロニーのアカウントでログインしようとしていたようですが、ロックされています。
 メッセージカードやプレゼントが複数置いてあります。どうやらジェシカの誕生日プレゼントとして贈られたものようです。メッセージを読んでみると、ヴィクターという人物は、昔アルコール依存症だったようです。また、ロニーとジェシカが交際もしくは婚姻関係にあるようです。

 ソファの隣のチェストには、ロサンゼルスに住むマーガレット・ウィラードから、ジェシカ・グレイソンに宛てられた手紙が入っています。ジェシカはひと月以上前に母親のマーガレットのもとに帰省していたようです。
またジェシカは、彼との関係を終わらせるべきだと母親からアドバイスされています。何やら問題があった様子です。

 向かいの棚の下段を調べると、レストランガイドがあります。デートスポットのページにしおりが挟んであります。

【キッチン】
 ダ・ヴィンチという銘柄のワインや、ビーフシチューのレシピなどが置いてあります。ワインを注ぐ量は、グラスの3分の1が適量と書かれています。

 冷蔵庫にはメモが貼ってあります。
 ・ヴィクタージェームズキャロルの3人がゲスト
 ・いとこアルコールを飲めない
 ・ジェームズ左利き

【ダイニング】
 警察によってテーブルの席に1から5までの番号がふられています。倒れたイスや白線の様子から、3番の席の人物が食事中に血を吐いて倒れたようです。テーブルには情報が多そうなので、先にテーブル以外の場所を調べます。

 玄関の右にはチェストがあり、電話などが置かれています。このアパートの住所の、ロニー・グレイソン宛ての手紙があります。ジェシカと同じ苗字ですので、2人は家族であると考えられます。
 チェストにはロニーの財布も置いてあります。今日の5時半ごろにワインなどを買ったレシートと、2月14日セリーヌズキッチンをディナーで利用した際の駐車場のレシートが入っています。レストランガイドによると、セリーヌズキッチンはフランス料理店で、デートスポットとして紹介されていました。また、裏面にサインのあるクレジットカード、弁護士の名刺、中絶クリニックの名刺なども入っています。ジェシカが妊娠していたなどの情報はどこにも無さそうですが。。。

 ハンガーには女性物のカバンが掛けてあります。中には口紅セリーヌズキッチンのマッチニコチンパッチが入っています。口紅には、耐水・つかない・ヨレない、と書かれています。セリーヌズキッチンには誰かと一緒に行った可能性がありそうです。そして、この女性には禁煙する理由があったのかもしれません。

 壁には2月から4月までのカレンダーが掛かっており、スケジュールが書かれています。筆跡はロニーのものではなく、冷蔵庫のメモのものと同じようです。おそらくジェシカが書いたと考えられます。
 今日4月24日は、やはりジェシカの誕生日だったようです。また、ジェシカは2月11日から17日までロサンゼルスに行っていたようです。
 ヴィクターとは仲が良いようで、家に招くなど数回会っていたようです。

 さて、テーブルに戻ります。食器やワイングラスが並べられており、ディナーを楽しんでいたようです。座席の番号順に見ていきます。
 1番の座席は、右利きのようです。他と違いマグカップが置いてあり、ワインは飲んでいなかったようです。紙ナプキンは汚れています。
 2番の座席は、右利きのようです。このテーブルだけ、ワイングラスが利き手と逆側(フォークのある左手側)に置いてあります。グラスは汚れておらず、ワインは減っていないようです。紙ナプキンは汚れていません。
 3番の座席は、いわゆる「誕生日席」です。ここに座っていた人物が亡くなったと考えられます。右利きのようです。口紅の付いたワイングラスが倒れています。紙ナプキンはありません。
 4番の座席は、右利きのようです。グラスは汚れていませんが、ワインは残り少ないです。紙ナプキンは汚れています。
 5番の座席は、左利きのようです。お皿やグラスは汚れておらず、まだ来ていなかったようです。

 これで証拠は全て集まりましたが、決定的な情報が少なく、推理が難しいです。誰がどこに座っていたのかを1人でも間違うと、推理が全てズレてしまいそうです。消去法も使いながら問題を解いていきましょう。

【ヒントまとめ】
問題1.
 証拠もありますし特に難しくないです。単純に考えましょう。

問題2.
 ジェシカといとこは、なかなか親密だったと考えられます。冷蔵庫のメモ、メッセージカード、カレンダーなどから推理しましょう。

問題3.
 左利きでない、ワインを普通に飲んでいた、グラスに口紅はついていない、紙ナプキンで口をしっかりと拭いていた、誕生日席の隣に座っていた、などの情報から推理しましょう。

問題4.
 誕生日席に座っていた人物で、グラスには口紅がついています。アメリカでも、主役を真ん中に座らせる習慣がありそうな気がします。今日の主役が誰だったのか、考えましょう。
 
問題5.
 死因は薬だと特定されていますが、薬の即効性は不明です。自殺ではないと仮定すると、隙を見てワインか食事に薬を盛った可能性が高そうです。
 2番のテーブルのグラスが、3番寄りの少し不自然な位置にあることから、2番に座っていた人物がグラスを入れ替えた可能性もありそうです。
(自分のワインに薬を入れ、乾杯の前にそれを3番のワインとグラスごとすり替えた、など。)
 となると、2番の人物が誰だったのかを探る必要があります。2番の席のグラスや紙ナプキンが汚れておらず、食事がそこそこ進んでいるのにワインが減っていなかった(積極的に飲まなかった)理由を考えましょう。

 次回、事件ファイル「アパート4階 403号室:めでたい日」についてです。

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