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レトロなデザインの推理パズルゲーム「The Case of the Golden Idol」感想
非常におススメです。2日間でDLCも含めて一気にクリアしてしまいました。総プレイ時間は15時間ほどでした。
ゲーム概要
ゲームの舞台は18世紀、とある島からスタートする、黄金像にまつわるストーリーです。黄金像をめぐって、次々に殺人事件が引き起こされます。プレイヤーは事件現場からキーワードを探し、それらをパズルのように繋ぎ合わせて事件の詳細を明らかにしていきます。
レトロな絵柄とシンプルなアニメで、中世の世界観が創り出されています。そこにミステリアスなBGMが載せられ、不気味さが引き立てられています。ド深夜に一人でプレイするにはちょっと怖いかもしれません。
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「Exploring ⇔ Thinking」をクリックして、モードを切り替えながら推理していきます。操作はクリックとドラッグ&ドロップだけで済みます。
簡単で遊びやすく、推理の楽しさを邪魔しないゲームデザインになっています。
ゲーム難易度
個人的には、噛み応えがあってちょうど良かったです。熟考する必要も多々あり、あっさり簡単なゲームではないです。
1-1話と1-2話はおそらくチュートリアルで、1-3話から情報量が一気に増え、難易度が爆上がりします。このゲーム本気を出してきたなー、と感じることでしょう。ただ、見えていないヒントは無いため、隅々まで探してしっかり考えれば何とかなるはずです。
探索モード
キャラクターのセリフや持ち物、現場の痕跡などを調べて、事件に関するキーワードを集めるモードです。見つけたキーワードは自動的にストックされます。この親切設計によって、推理に詰まっても情報を見直すのが簡単で、サクサクとプレイを進められます。
しかし油断は禁物で、キーワードに該当しないセリフや、現場の状況などもヒントになります。見逃さないように細部まで観察することが重要です。適宜メモしたほうが良いです。
探索モードでは、右上の設定からハイライトを付けてキーワードを見つけやすくすることができます。
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ハイライト表示すると、探索する楽しみは減ってしまいますが、パズルの難易度には影響しないので、早く進めたい場合は設定してしまってよいでしょう。
それでも、書面のたった1文字がキーワードだったりするので、注視しないと見落としてしまいます。
考察モード
登場人物が誰なのか、何が起きたのかを整理して回答するモードです。集めたキーワードをドラッグ&ドロップして、パズルを完成させましょう。
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中盤以降は回答欄が多くなってビビりますが、安心してください。全ての回答を埋めてそれが惜しかった場合には「1つか2つ誤りがある」と表示してくれます。そこまで真相に近づくことができたならば大丈夫です。もういちど丁寧に考えましょう。
攻略のちょっとしたコツ
回答を考えていると、同じ人や物などが繰り返し当てはまりそうに感じることがありますが、意外とそれが正しかったりします。しつこさを感じても、思った通りに回答するとよいです。
あとは意味深な物があったら、じっくり観察して覚えておくとよいです。
問題点?
実際に比較していませんが、公式の日本語訳が微妙らしいです。Steam、Switch、iOSなど、様々なプラットフォームで販売されているそうですが、Steamでプレイする場合は、有志の方が作ったパッチ(修正データファイル)をダウンロードして日本語化したほうが無難かもしれません。私もそうしました。「Golden Idol 日本語化」で調べれば出てきますので、自己責任でご対応ください。
総括
久しぶりに推理ゲーの良作をプレイできて、とても満足しています。奇妙な世界観にどっぷり浸かることができました。難しい問題もありますが、決してヤマカンで当てようとせずに、じっくり時間をかけて考えることをお勧めします。
続編も出ているようですので、また時間ができたときに遊んでみようと思います。