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就活が無事終わった近況報告

就活が無事終わったので近況報告します。これから内々定承諾書を投函しにいくところです。


内定したところ

一般公開設定しかないので具体名は伏せます。というか事業内容喋っただけで10数社に絞られるくらいちょっとニッチな業界です。ざっくり話すと原油や金などの先物取引に関する営業職です。給料は(世間一般レベルで)ごく普通ですが、福利厚生がそこそこちゃんとしていたり、残業が少なかったりします。口コミサイトでもそんな評価だったからここは間違い無いかと。

決め手

決め手は将来的にマスコミに転職するときにも有利に働きそうな経験が積めることと、残り続けた場合も営業職のインセンティブがそこそこ出るので(口コミサイトで珍しく実力主義にチャートが振り切っている会社)、まあそれなりに自由にできそうかな、という点です。

実は内定いただいてから調べてわかったことなのですが、この会社人の出入りが結構激し目なんですよね。創業年数長い割にちょっとそこらへん欧米寄りなんだな、という。人数も少なめです。30手前での転職が多い雰囲気を感じたので、そこで転職か会社の幹部目指すかが選べる状態になることが理想。多分金融系からの転職になるのなら日経新聞狙うのが本線になるかな。業界がニッチなだけに、転職することになった場合自分の経験を還元できるのが確定しているのは美味しいかも。

残った場合は幹部候補生と言ってもらえたので(まあ中小やし)、鶏口となるも牛後となるなかれの精神でやったろうかなと。まあそんなことを思ってます。あと、日経新聞支給なのめっちゃ嬉しい。4000円以上するからねあれ。今どき新聞支給かどうかで会社選ぶ人いないだろうなw。そんなこんなで決めました。

あと付言すると、半月で決まったのが衝撃的すぎた。1年半マスコミ就活にかけて、ダメで、そのあと半月できまることある!?とか思ってました。正直テストのレベルから面接の雰囲気から全部がイージーモードになってる。マスコミがいかに修羅の道だったのかをやっと相対化できました。

マスコミ就活に思うこと

嘘つき選手権

これは本当に思った。何がマッチング、だ。自分のことを一番よく見せた奴が勝つような仕組みになっている。いや、マスコミに限らず大手って大体そうなのかな?

就活全体を通して自分の戦略が「弱点も全て曝け出す」だった。これが完全に逆効果だと気づくのが遅すぎた。マスコミには「強い人」しかいないというのは前回書いたんだけど、人事が意図的に弾いてんだな、と思った。多分メンタル弱い人は休職のリスクも高いしハードスケジュールに耐えられないと思っているからなんだろうけど、そこで多様性を下げた結果が「市民と警察対マスコミ」という構図を生み出したことに未だに気づいてないのかな。

「市民と警察対マスコミ」というのは、誰が書いたか忘れたけど、マスコミが事件報道で葬式の取材をする際に、本来は対立関係にあるはずの市民と警察がタッグを組んでいて、逆に市民の味方で警察を監視する役割があるはずのマスコミが嫌われていた出来事。大阪の小学校で無差別殺人があったときな気がする。

弱さは嫌われるけど、強みは理解されない

自分は弱さも曝け出した上で、弱さに対して当事者と同じ目線に立てることを1つのアピールポイントにしていた。でも多分、そう言ったエピソードをプラスに捉えてくれたところってほぼなくて、そこからの派生質問が「記者生活耐えれる?」みたいな感じだったりした。学校に馴染めず保健室登校だった時期あったけど、具体的にどういう出来事があったのか聞いたところほとんどなかったな。いじめの結果歯が折れた話あるけど、どの面接官も辿り着いてない。ASDは就活中は知らなかったけど、言ってたらどんな反応されるのかちょっと興味ある。でも多分いい反応はされない。

春選考だったら通ってた作文も、秋選考でテーマ変えて自分の弱みを話すテーマにしたら落とされたもんな。

じゃあかといって自分の強みエピソードであるGEILの話は、興味持って聞いてくれはするけど誰も最後までついてきてくれなかった(これは流石に自分の説明が悪いのもある)。でもファクトチェックの話はもう少し盛り上がって欲しかった。報道機関の関心事のど真ん中やってきたんですけど?多分日本で一番ファクトチェックやってる学生なんですけど?JFCの存在知らない面接官もザラにいたな。良くも悪くも名前は売れていたはずなので、少なくともメディア関係者なら知ってろよと思う。最前線から取り残された人が最前線でヘイトも食らいながら矢面に立ってやっている学生の話を聞いている。そんなふうに映った。

意味のない、逆効果な質問

ファクトチェック繋がりで思い出した。「第一志望ですか?」の質問マジで苦痛だった。ファクトチェックやっている以上、「嘘ついてまでアピールしたくない」って本気で思ってた。面接練習の段階で「ありえない」って否定されたけど。ていうかこの質問意味あると思ってやってないよな?絵踏みだよな?

そこで馬鹿正直に第二希望とか言ったら確定で落とされる。すると、面接という場で嘘をつける人が一定数採用されるわけだよ。人事が万能で嘘つき全部見破れるって自信があるからあの質問しているのかな、絶対違うけど。事実に対して真っ直ぐであるべきマスコミがそこで嘘つき育成してどうする?って思う。

次やるときも自分は嘘をつきたくないので、やり直すときは「現時点で第一希望です」ということにしている。面接中の20分だけ第一希望にしてやるのだ。これなら嘘をついたことにはならない。うん、つくづく愚かな質問だと思う。

これでいい人材取れているのかな。自分のゼミで採用された人のことを否定したいわけじゃない。ゼミの人から間接的に「ヤバい奴がいる」「あいつと一緒の会社にならなくてよかった」って話を散々聞くんだ。狭い業界だから就活生同士も知り合いなわけ。そんな仲間内で悪評が立っている人を採用しているんだよな、少なくとも僕を差し置いて。僕がここまで愚痴が止まらないのもこのせいかもしれん。サークルの「変な人ランキング」で1位とった自分が言うべきことではないのかもしれないけど。

矢印を自分に向けろって父親からは散々言われたけど、根本的に就活に対する価値観が違ったから、小手先の修正案じゃどうにもならなかったと言うのが正しいのかもしれない。内定先はそんな自分の価値観を理解してくれたから、っていうのも決めた理由の1つかもしれん。現に内々定承諾書を送る期限はかなり引き延ばしてもらった。「第一希望じゃないのもわかっているし、後悔しないようにやってほしい」って言われたもん。そんな声かけしてくれる会社あるんや、ってちょっと感動した。

半年でやりたいこと

愚痴はここまでにして、卒業までにやりたいことも結構たくさんあります。なんせ1年楽しむ予定が半年になっちゃったからね。具体的には

  • 旅行をたくさんしたい(できれば海外も行きたい)

  • 車が欲しい(旅行いっぱいするため)

  • 恋愛経験を積みたい

  • 英語の勉強したい

大きくはこの4つかな。でも金がかかることなんで上2つはどっちかしか無理そう。あとメンタル壊していた時期あったんで今月結構ピンチなんですよね。来月以降は大丈夫なんだけど。最悪積立投資しているやつ2万円だけ崩せば支払いはいける。というかゼミ旅行の時の協定で親から8.5万振り込まれる予定が未だ振り込まれていないし、カメラを友達に8.5万円で売ったのにお金回収していないから今17万貸し作ってるんだよなw。それで自分のクレカの支払いがピンチになるのは滑稽ではある。

あと、後輩のゼミのTAやることになったんで、就活相談は積極的に乗りたいと思ってます。今言ったみたいに、いかに面接官のおっさんに評価されるかと言う割り切った思考で物事を進めないといけないので、その辺自分を反面教師にして受かる人が増えたらいいな、と思ってます。


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