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【知り合い用】近況の報告とこれから会う人が知っておいて欲しいこと

ここ数ヶ月色々あったのと、これから会う人が知っておいて欲しいことをいくつか挙げておくので、目を通しといて欲しいです。自分に似合わずとっ散らかっている文章になっているとは思いますが、最後まで目を通してもらえるとありがたいです。


就活苦労中

元々自分はメディア業界就活をしていたのですが、全くうまくいっていないのが現状です。内定がありません。というか、後段の話とも関連してくるのですが、色々社会と歯車合わないな、と思うことが最近増えてきました。

全部2次面接で止まるんですよね。部長レベルの人に評価されない。今までの就活で一次面接落ちしたのは、二度寝で別の会社の作文試験を受験し忘れ、そのままのテンションで行った某新聞社と、革靴ではなくスニーカーを履いて行ってしまった某通信社くらいです。あとは書類か2次。発狂するくらい嫌になります。特に2次面接までがオンラインでそれ以降が本社、みたいなところもあるので、「本社を踏ませてもらえない」のも辛い。

面接練習とかでも「直すとこない」とか「最終までいける」とか言われることもあったので、自分でも何を直せばいいんだか状態です。直すとこないのに玉砕しに行くのって精神的に堪えるので、他業界受けられるだけのメンタルも残らなかったです。というか新聞業界に限らず他業界の面接受けても(サンプル数1ですが)部長クラスで落とされますね。なんでか全くわからん。1次面接はほぼ無双できてる中での落差なのも相まってきつい。

精神科への通院

GWくらいから、今まで熱持ってやっていたことに身が入らなくなることが増えていったのですが、「明確に壊れた」タイミングが2度あって、一つが第一志望落ちした時(5月下旬)。もう一つがインターンを続けられなくなった時です(6月末)。一つ目のタイミングの時から「精神科行こう行こう」とはしていたのですが、行くと「甘えているのではないか」と思う自分がいて、就活で苦しいのは他人も一緒だから我慢しようとしてました。

でも結局生活リズムが乱れたりする中で、インターンを無断欠勤する形になってしまいました。本当は1時間遅れくらいで参加できて、「すみません」と一言言えばよかったけれど、「失敗続き」で完全に精神が混乱していて、それすら言えない状態でした。

そして、次の出勤日のタイミングで相談してインターンをしばらく休むことにしました。相談に乗ってくれたインターン先の人が、その人のお子さんも色々抱えている経験をなさっていた方なので、すごく理解があって助かりました。そのタイミングで精神科の受診も勧められて、予約をとって(どこも埋まってて半月後でしたが)行くことになりました。

精神科はカウンセリングではないので、色々症状について聞かれた後に抗不安薬の処方をされました。2度目に通院した時からは抗うつ薬も試しています。薬を飲めたり飲めなかったり、バイトに行けたり行けなかったり、ゼミすら休むみたいな話もあるのですが、ここでは割愛します。

自分の「特性」の話(今回の主題)

ここまでの話の中で、勘のいい人なら気づいたかもしれないのですが、ここまで一切親に相談してきませんでした。親に精神科行っていると話したのも7月末になってから。父親に就活面で圧かけられていたのであまり弱音を吐けなかったのもあるのですが。

で、ようやっと精神科に通院しているとかの話をして、色々あって最近(このお盆)に母親から自分の「特性」についての話を聞くことができました。

ゼミの同期には卒業制作の件とかで話していると思うのですが、自分は小・中学校と療育施設に通っていたり、実際に使うことはなかったけど、特別支援教室をいつでも使える状態にしてもらったり、色々配慮してもらって生きてきました。

ただ、自分の具体的な病名とかは今まで聞いてきませんでした。自分ではADHD(注意欠如・多動症)をずっと疑ってました(今でも疑ってます)。それは上段で話したように大事な場面でのやらかしや、忘れ物の多さ、いわば「うっかり屋さん」の度合いが常軌を逸しているからです。

でも、母親から聞かされたのは自閉スペクトラム(ASD)でした。正確に言えば「グレーゾーン」とのこと。でも、障害というのは個人に帰属するものというよりは、社会との調整関係の中で生まれるもの。「今どれくらい軋轢があるのか」の方が大事な気はします。
以下今貼ったリンクを参考にしながら話を進めます。

「自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder: ASD)」は、対人関係が苦手·強いこだわりといった特徴をもつ発達障害の一つです。

https://www.smilenavigator.jp/asd/

自閉スペクトラム症が疑われる子どもの特徴の一例(一部抜粋)
・視線が合わないか、合っても共感的でない→(注:目を合わせるのは今でもすごく苦手です。面接でも苦労するところ。)
・表情が乏しい、または不自然
・人見知りしない、親の後追いをしない
・ひとりごとが多い、人の言ったことをオウム返しする
・一人遊びが多い、ごっこ遊びを好まない

https://www.smilenavigator.jp/asd/abc/

自閉スペクトラム症の子どもは人に対する関心が弱く、他人との関わり方やコミュニケーションの取り方に独特のスタイルがみられます。相手の気持ちや状況といったあいまいなことを理解するのが苦手で、事実や理屈に基づいた行動をとる傾向にあり、臨機応変な対人関係を築くことが難しく誤解されてしまいがちです。対人関係でのこのような特徴的な行動は幼少期からみられ、年齢とともに現れ方が変化します。

https://www.smilenavigator.jp/asd/abc/02.html

↑この辺とか、自己紹介みたいな感覚を覚えます。この前ゼミ生と飲みに行った時、「お互いの印象を率直に言う」ことがあったのですが、他の人が性格とかなんとか言っている中で、自分だけ「授業中の発言」を軸に話をしていたので、感じ方の違いをすごく感じました。

特徴的な行動・エピソード(一部抜粋)
・表情や話しぶり、視線などから相手の気持ちをくみ取ることができない(空気が読めない)
・孤立する、受け身過ぎる、一方的過ぎるなど、双方向の対人関係がうまくとれない
・表面的な会話だけでは問題が起きにくいが、空気を読めないなどの特徴のために周囲の人のひんしゅくを買ったりすることがある
・自分の好きなことを話す時に饒舌になりすぎることがある
・友人と親密な関係を築けない
・普通に話しているつもりなのに相手を不愉快にさせたり、怒らせてしまったりする
・面接などが苦手で仕事に就くことができない
・仕事に就いても、融通が利かず、臨機応変に仕事をこなすことができない

https://www.smilenavigator.jp/asd/abc/02.html

自閉スペクトラム症の子どもは幼少期から特定のものごとやルールに強いこだわりを示し、好き嫌いが極端です。自分の関心ややり方、ペースを維持することを最優先したいという志向が強くみられます。また、一部分への興味や関心が強くなり、その領域では良い結果が出やすくなる一方で、そうでない領域は苦手になりやすいことが知られています。

https://www.smilenavigator.jp/asd/abc/02.html

特徴的な行動・エピソード(一部抜粋)
・手足をばたつかせたり、ぴょんぴょんと飛び跳ねたり、おもちゃの車のタイヤを回し続けたりするなど、同じ行動を延々と繰り返す→(注:昔めっちゃ「手遊び」していました。なんなら今でも)
・何かをするときの方法や手順、物の並べ方などにも強いこだわりがあり、いつも同じでないと気が済まない。状況に合わせて柔軟に変更することができない→(注:ADHDも疑っている身からすると、こうでもしないと忘れるんです。右ポケットにスマホと財布、左ポケットにタオル、イヤホン、メガネ拭きが定位置です。あとポーチと折り畳み傘、最近だとiPad miniもですが、これらはどんなお出かけでも持って行きます。じゃないと必要な時に忘れるから。
・電車や昆虫、恐竜、数字、記号、地図などの特定のものごとに強い興味や情熱を持つが、その範囲は狭い→(注:幸いなことにいろんなものに目移りしまくった結果、深いクレパスみたいなものが大量にできて「範囲が狭い」の一節は当てはまらないです。)
・興味のあることでは優秀な結果を出すが、興味のないことはほとんど手を付けない
・順番や競争などで一番になれないとパニックを起こしたり、相手とトラブルになったりするほど強いこだわりをみせることがある
・インターネット、携帯、ゲーム、アニメなどへの没頭
・一つのことに集中しすぎて周囲がみえなくなる→(注:これすごい当てはまります。自分では「過集中」と呼んでいて、ゾーンに入ると何時間でも作業できます。そのせいでバイト先では授業時間オーバーが日常茶飯事なのですが。)
・スケジュール管理が上手くできない

※成長に従ってこだわりが趣味などに変化することがあります。
※こだわりの対象が変わると、以前の対象へのこだわりは減ることがあります。

https://www.smilenavigator.jp/asd/abc/02.html

これらの特性のために本人は「生きづらさ」を感じることもあります。一方で、「人の意見にぶれることなく課題を遂行する」などの形で、特性がむしろその人の強みになることもあります。「高い記憶力」や「好きなことへのこだわり」といった特性を発揮して仕事や趣味で充実した生活を送っている方もたくさんいます。

https://www.smilenavigator.jp/asd/abc/02.html

多分自分の特性が一番強みに変えられたのがGEILでの1年半だと思っていて、自分の苦手なこと(タスク管理、コミュニケーションなど)を超人レベルでこなせる人に頼りっぱなしになりながら、自分は自分の意見を貫くことができたと思っています。ファシリテーターなんかは、むしろ私情を排除して論理だけで詰めていった方がうまく行くケースもあるからね。なんでこんな自己紹介がネットに載っているんでしょうね。ESでパクっても多分バレない。

これからのこととどうして欲しいのか

これからのこと

今まで長々と自分の現状を話してきたのですが、これからどうするかと、この記事に目を通してくれた人にどうして欲しいかについて話します。

まず、これからのことですが、就活はチャンスがある限りはやります。もちろん範囲も広げます。今までは「こだわり」があって、全国紙とかしか見てなかったけど、ある意味「割り切って」他のものも見れる気がします。これまでも見てはいたけど全然「違うな」という感想しかなかったので。

マスコミに行きたいのは変わらないです。ただ正直、自分は記者に向いていないと思います。記者というのはストレス耐性があって、コミュニケーションが上手で、場に応じて柔軟に対応できる人がなる職業だから。

でも、というかだからこそ自分が入る価値もあると思っていて、メディアの問題点の一つって、弱者の視点に立つとか言いながら、その反面取材者(記者)はごりっごりのエリート層しかいない。記者志望の理由も「こういう人を見てきたから」という人が圧倒的に多いんじゃないでしょうか。僕は外見だけ見たら、都会に住んでて、男で、学歴も良いと言われる立場ではあるけど、「こういう経験を『自分が』してきた」という視点を持っている。今までは正直「自称」だったのもあってあまり踏み込めなかったけど、これからはもっとそういう視点を持って話して行けたらと思っています。

どうして欲しいのか

あまり変わらんです。元々「変な人」呼ばわりは慣れているので。今回書いたのは就活事情を察してくれという側面も多分にあります。飲みの席で初出だと気まずくなる一択だからね。だからあんまり変わらんです。というかASDは自分ですら最近知った話なんだから。いきなり性格変わるわけでもないので。

というわけで、長くなったけど今回の話は終わりにしようと思います。

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