トラウマpart2
大阪の心療内科の火災で、
何故か胸が苦しくなるわたし。
もちろん、こんな悲惨な事件は
誰しもが辛く感じるかもしれない。
12月に入り、
流石に本格的寒さに少し体調も悪い。
今年の日記を読み返したら、
新年早々は体調不良で家でゴロゴロしてました。
料理も子供が作ってくれてたりしてた。
それでも、
あんな酷い離脱症状から私はかなり回復できた方だと思います。
1年間は重病人、
もう1年間は普通の人より体調悪い人。
丸2年経ってから社会復帰。
まぁまぁのコースかなと思ってます。
これからも寒くなったり、
時々ぶり返しみたいのがあるのも当然と思い、
深刻には受け止めないつもり。
風邪症状や頭痛や多少の体の痛み、
動悸、睡眠の悩みなんて
誰にでもあることだし。
特に更年期以降の人には普通。
ところで、
弱り気味のわたしに、
また追い討ちをかけるようなニュースが流れました。
神田沙也加ちゃんの飛び降り自殺です。
信じられません。
それにしても半端なく高い部屋から飛び降りてる。
転落してた場所が14階の屋外フロアー。
飛び降りた札幌のホテルが写ってましたが、
芸能人なのでかなり上の階のいい部屋に
宿泊してたんじゃないかしら。
本当に憶測ですけど、
抗うつ薬、飲んでたのかな??
なんて咄嗟に思ってしまいました。
あんな高い場所から飛び降りるって、
普通の神経では怖くてできませんから。
アルコールも薬も入ってなくて飛び降りたなら、
ある意味勇敢でアッパレです。
まだ若いのに本当にもったいない。
側から見ると恵まれて成功して幸せそうな人も闇を抱えてることがある。
そんなことをまざまざと感じました。
「飛び降り」は、
わたしにとっては「トラウマ」の
キーワードの一つです。
抗うつ薬SSRIのジェイゾロフトを飲んでた時、
無性に死にたくなり、
何度も何度もいろんなところから飛び降りようとしたからです。
二階の窓のはめ込みの網戸をハサミで破り、
上半身を乗り出したところを、
家の前の通行人が親に知らせて
押さえつけられたこともありました。
二階建ての家なので、
仮に飛び降りても死ななかったかもしれませんが、
実家が高層マンションとかだったら、
本当に危なかったかもしれません。
近くの映画館の横にある立体駐車場の屋上にも
、何回も何回も飛び降りようと行きました。
高速道路の高架橋からも
ここから飛び降りたら死ねるとよく眺めてました。
本当は死にたくなかったと思います。
やはり死ぬのが怖かったから、
一歩が踏み出せなかったのだと思います。
子供がいるということも大きかったかもしれません。
やはり、
親が自殺したという一生抱える闇を子供達に残してはいけないという理性が、
どこかに残ってたのかもしれない。
そして、
わたしはもう若くなかったというのも大きな要因だと思います。
抗うつ薬SSRIのアクチベーションは、
若い人の方が強く現れます。
わたしの脳がもっと若かったら、
抑えきれない衝動で飛び降りてたかもしれません。
改めて言いますが、
抗うつ薬SSRIのアクチベーションは
本当に怖いですよ。
結局わたしは首吊りという自殺未遂をして、
精神科に入院になりました。
入院先で抗うつ薬SSRIを減薬断薬したら、
衝動性や自殺衝動は見事に消えました。
羊ちゃんのように温厚で大人しくなりました。
「薬」だけで、そんな「人格」が変わるのか?
と普通の人は思うかもしれませんが、
変わるんです。
覚醒剤を考えれば納得できるでしょう。
自分自身って脳的にはなんなんでしょう?
理性や冷静な判断は、
脳の中枢神経を弄る向精神薬により、
いとも簡単に負けてしまうのか。
人格すらも変わってしまうのか。
情けない話です。
時々フッと思うんです。
もしかしたら、
わたしの素の人格は衝動的で破壊的で破滅的な何かを持ってるのか?
それを抗うつ薬が引き出しただけなのか?
そう考えると怖いですねぇ。
でも、
ちゃんと薬の添付文書に記載されてますし、
世界中でSSRIの衝動性や攻撃性や、
自殺衝動は報告されてるので、
わたしの脳だけの問題ではなさそうです。
さやかちゃん、本当にもったいない。
昨年の三浦春馬、竹内結子に引き続き
ショックな芸能人の自殺。
三浦春馬と竹内結子は、
心療内科だか精神科に通院してたと
言われてますね。
そろそろ
マスコミも抗うつ薬の自殺問題について、
斬り込まないのかしら?
永遠にそこの問題はスルーでしょうね。
ちなみに、
自死遺族会のデータによると、
確か飛び降り自殺の場合は、
9割以上、向精神薬が入ってるそうです。
こういう記事の場合は、
ご冥福をお祈りします。
が決まり文句ですが、
そんな言葉でまとめられないくらいの
無念さというか無力感を感じます。
聖子ちゃんと神田正輝は、
どんな気持ちになってるのだろうか。
ビッグカップルの2世。
考え方によっては
幸せが保障されてると
誰もが思うような赤ちゃんの誕生でした。
聖子ちゃんの妊娠発表の数日後に、
岡田由紀子が飛び降り自殺しました。
神田正輝に岡田由紀子は捨てられたとの
報道がありました。
因縁を感じます。