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人にヘルプを求めることの大切さ
悩みを抱えている時って、人は孤独になる。
私は以前の記事で書いた通り、過去には頭では理解できないような事に悩んでいた。
何不自由のない生活を送っているのに、満たされない、心から安心した気持ちになれない。
可愛い子どもを授かったのに、どこか愛せなかったり。
人と触れ合いたいし、関わりたいと思っても人が怖くて近づけなかったり。
精神的に不調になった子どもを助けたいのに、離れたかったり。
なんとも悩みとは、意味不明なものなのかもしれない。
愛してほしいのに、嫌っていたり。
わかってほしいのに、怒りをぶつけてしまったり。
寂しくてたまらないのに、独りが好きだと言ってみたり。
添い遂げられないとわかっている相手でも、好きになったり。
頭ではやめたいと思っても、どうしてもやめられないとか。
こんな事、人に話してもきっと驚かれるだけ。いや、「甘えるな」と説教されるかもしれない。という恐れ。世間の枠、自分が持ってる常識、価値観と本来の自分がかけ離れてしまったと感じる時、人は孤独になる。
誰もわかってくれない。なんとか自分で解決したい。でもできない。というループをぐるぐると回る。
私は、精神的に不調になった息子との生活は苦しかった。自分で何とかしようと必死だった。でも人の話はどんなひどい事も聞けるのに、家族になるとできない。情が入るから。だから、息子も自分もいっぱいいっぱいになってしまった。そして思い切って第三者に頼ろうと決心した。それから、任意入院ができる精神病院を探し、元の夫にお金を援助してくれるように連絡し、やっとのことで3カ月入院させた。
精神病院はプロフェッショナルの集団だった。先生や看護婦さん、医学療法士の方、カウンセラー、認知行動療法の先生、ケアマネジャー。
そのプロが、一団となって、取り組んでくれた事は、感謝以外の何物でもない。さすが、プロだなっと何度も思った。(たまたま良い病院に巡りあえたのもある)
そして、その期間、私と息子との癒着の関係も解消され、抑うつ状態だった私は自分を休めることができたのだ。もし、あの時思い切らなければ、自分も精神的にまいり、仕事も続けられず生活はもっと苦しいものになっただろう。
人にヘルプを求める事は、とても大切な事なのだ。
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例えば、一つの例として歯が急に痛くなってしまって、明日から連休で病院はどこも休みになってしまう時、とても不安になるよね。そんな時「今から来ていいですよ~」と予約が取れたら、どれだけホッとすることだろう。心も同じことで、カウンセリングの予約が取れたら、もう問題の半分は解決したようなものなのだ。
もう、独りで抱え込まなくてもいい、という安心感。
独りで重たい荷物をいくつもいくつも抱えながら生きてきて、でも、その荷物の中には、もうあなたが背負わなくてもいいものがあるかもしれないよ。
それを一緒に考えてみましょう。それがカウンセリングというもの。
問題とは、その内容や大きさでなく、独りで抱え込んでいることが問題なのだ。その荷物がもう自分には重くて疲れてしまったら、プロに頼んで一緒に下ろすのを手伝ってもらえばいいこと。
それが自分が自分を大切にしてあげることに繋がる・・・
もっとカウンセリングを身近なものに・・
このコンセプトで私は活動を続けています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。