【婚活女子必見!】⑦こじらせ女子に彼氏ができるまでの4年間の記録~婚活沼編~
※こちらの続きになります♪まだ⑥を読んでいない方は、先にぜひ⑥をご覧ください(^^)/
⑥では「K先生」という新キャラが登場しました。
仕事で出会ったK先生。そこまで接点はなかったものの、仕事の打ち上げでビアガーデンへ行った日の帰り、ふいに1通のLINEが。
内容を見ると、「今度2人で遊びませんか?」と書いてあって・・・
K先生ってどんな人?
LINEを返さないと・・・
急にK先生からLINEが来たことで、嬉しいとかそんな感情よりも、戸惑いのほうが大きかった。
なぜなら、仕事で接点はあったものの、そこまで話してはいなかったし、K先生について知っていることはほとんど無かった。
なので、返信をどうすれば良いか、咄嗟にわからなかったのである。
だが、あまり返信が遅いのも(相手は一応先輩だし)失礼になりそうだ。
うーん、ここは上手いこと断ろうかな、と思った。仕事が忙しい、とかそんな理由で。
断りのLINEを打ち込んでいると、送信する前にK先生から続けてLINEが来た。
あれ、追いLINEが来た。
と思って見てみると、「急で迷惑やったかな💦」というような内容だった。
…こう言われてしまうと、なんだか断りづらい。
困ったな。
K先生は悪い人ではない。むしろ生徒への接し方なんか見ていると、すごく印象は良かった。だから決してタイプじゃない、とかそんな理由で断ろうとしているわけではない分、余計に断りづらかったのだ。
そして、断ろうとしたのにはもう1つ理由がある。
以前の投稿でも書いたが、私は当時、教師と付き合うのは嫌だと思っていた。
それは教師は忙しい仕事だと、身に染みてわかっていたからだ。元彼も教師だった。忙しい仕事はもちろん他にもあるが、休みが少なすぎること、部活などもあって私生活も生徒優先になってしまうこと・・・そんなことが原因で元彼と別れてしまった苦い経験がある。
教師同士で付き合うのは、難しいんよなぁ‥
この思いがなかなか捨てきれなかったのである。
返信した内容は‥
あれやこれやと考えて、私は「よし、こうしよう」と決めた。それは、
まあ、遊びに行く=付き合う、ではないし、ご飯くらい行ってみるかー
という結論である。
そして、少しアホなふりをしようと思った。たぶん、K先生は少しは私に好意を持ってくれているだろう。
だから、その好意に全く気づかないふりをしよう、と考えた。アホになろう、アホに。
なので、返信はこんな感じで送った。
「今日はありがとうございました!皆さんとお話できてめっちゃ楽しかったです✨また今度、飲みにでも行けたら嬉しいです!」
我ながら絶妙な返事ができたのでは?と思った。
後輩感強めで行けば、失礼な感じにもならないし、さりげなく「遊びに行く」から「飲みに行く」にすることで、2人で会うハードルが下げられたようにも思い、上出来な返事だ。
今後も仕事で会う機会も多いだろうし、ここは無難に行くべきだろう。
よしよし、これで様子を見よう。と電車で一息ついていると、速攻で返事が来た。
はや!!!!既読から返事まで数秒やん!!!
と、ややビビってしまった。
さて、返事にはなんて書いてあるかな、と確認すると、
「飲みに行くのも良いけど、○○に一緒に行きませんか?」
○○とは、夏のお盆の時期に開催されているイベント(ライトアップや祭り)のことである。そして。はちゃめちゃにカップルまみれのイベントだ。
あー、提案されてしまった・・・
どうしようか・・・
○○なんて、めっちゃデートやん・・・
さすがに2人で「デートやで!!!」みたいな場所に行くのは気が引ける。
あと、自分の教え子たちも多くいると思われるそんなイベントに、男の人とノコノコ行くわけにはいかない。
うっかり写真でも撮られようものなら、インスタやTwitterに上げられること、間違いなしだ。
はあ、どうしたもんか・・・
K先生のことが嫌いであれば、もっと断りやすいが、そうでもないんよなぁ・・・。
その時、あることを閃いた。
・・・よし、この手で行こう!!
私はK先生からのLINEにすぐさま返事をした。
これしかない
さすがにあまり人柄の知らない先生と2人で、デートっぽいするのは、ちょっと気まずい。
考えた末、返事した内容は、
「そのイベント、一緒にM先生も行きたいって行ってて、一緒に行っても良いですか?」
つまり、3人で行こう、と提案した。
ちなみにM先生は私の職場の先輩(女性)で、K先生とも知り合いである。M先生に同時進行でLINEし、事情を説明したら快くOKしてくれた。(なんかおごれよ、とか言われた気もする)
これで、「じゃあ、やっぱり行くのやめよう」となれば、それでも良いし、仮に行ったとしても3人いれば生徒に見つかっても、まあセーフだろう。
そして、このLINEにも爆速で返事がきた。
「M先生も一緒ね!全然大丈夫!何日なら行けそう?」
おお、なんかOKやった!!
このあたりから急にタメ口になったような気がする。しかし、3人で行くことで話がまとまったので、まあ良しとしよう。
3人の予定が空いている日は、案外すぐに決まった。ちょうどお盆の時期だったので、休みが合わせやすかったのである。
意外な出来事
もうすぐイベント
さて、K先生とM先生とでイベントに行く日が迫る中、M先生からこんなことを言われた。
「せっかくイベント行くんやし、なんか可愛い服でも買いに行こ!」
うーーーーん・・・まあ、たしかに服は欲しい。
イベントには浴衣で行く人も多く、可愛い格好をしてくる人もたくさんいる。
なので、ちょっと悩んだが、M先生と仕事終わりに買い物へ。そこでワンピースを1枚買った。
夏っぽい明るい色のワンピースである。
ちなみにK先生とは、毎日少しずつやり取りするうちに、ちょっとずつ距離が縮まったきていた。
話をしている中で感じたのは、K先生はとにかく生徒が大好きで、明るく優しい先生だということ。
その点は、なんだか良いなぁ、と思うようになってきていた。
ワンピースを買ったのも、ほのかにイベントが楽しみになってきつつあったからだ。
‥そう、この時は少しずつ楽しみになってきていたイベント。だが、この数日後、イベント前日に事件が起こることになる。
さて、初めはそこまで乗り気ではなかった、イベントでしたが、K先生とのLINEのやり取りを通じて、ちょっとずつ距離が縮まり仲良くなってきていました。
忙しかったのもあり、やり取りは朝夜くらいでしたが、やり取りのテンポも良くて、話が面白かったのを覚えています。
2人で行くのはハードルが高かったですが、3人で会うならかなり気は楽。ほんのりK先生と会うことが楽しみになってきていたんです。
ですが、このあと思いもよらないことが起こります。
次回に続きます☺️読んだいただいて、ありがとうございました❤︎コメントやいいねをいただけると、めっちゃ嬉しいです✨