福岡是好日
♬ピンポンパンポン♬
ご注意 : これはコネもスキルも彼氏もお金もなんにもないアラフォー女子の福岡を楽しみたいだけの記録でございます。
♬ピンポンパンポン♬
「福岡に住みたい」
そう言い出したのはいつの頃か。
あれは私がまだうら若き20代の頃。
熊本の大学に進学し、将来のことなど何一つ真剣に考えず、
そのくせ授業だけはまじめに出席し、
サークルにもまじめに参加し、
まじめに呑みに呑み、
おこずかいのためのバイトをまじめに頑張りながら、
就活を目の前にした私の中になんとなく生まれていた希望は、
「福岡行きたいなあ。
就職するなら福岡がいいなあ。」
だった。
何がしたいわけでもなく、そんなことを思っていた。
当時の私のその想いは、母親からの「福岡はいいよ」という言葉からの
単純な都会への憧れだったのだと思う。
周りに合わせることにひたすら真面目だったわたしは
自分で決めなくてはならない自分の人生に向き合うスキルが限りなくなかったため、
就職氷河期真っ只中、大した努力もせず、福岡の内定なんて当然なく、ギリギリで地元になんとなくで就職を決め、社会人となった。
社会人となった私は、ふたたび大事な自分の将来のことを何一つ真剣に考えず、
そのくせ周りに合わせることには真面目なため、必死に働き、
ストレスを発散すべく、
真面目に社会人として、
呑みに呑み、仲間とできる範囲の場所へ色々旅行し、
彼氏もでき、同棲もし、仕事も慣れ、回せるようになり、
やればなんとかなるのだと、よし、これからまだいける!と、
自分の本質を見つめることなく、次なるステージ!と勘違いの転職にチャレンジし、見事に失敗した。
そこから色々あり、彼とも別れ、健康も損ない、全てを失った私は
実家に帰り、やっと自分の中にある違和感と向き合う道に入るのですが
それはまた別のお話でして。
なんとか社会復帰を果たしたわたしは
なりたかった仕事についたにも関わらず、その後も紆余曲折あり、地震もあり、どーしたものか、悩み続けていた。
そんな中、ずっと住みたいなーがなくならなかった土地、それが福岡である。※理由はこれから綴っていきたいのでここでは省略する。
行きたいなぁ、仕事がなぁ、ここにいてもなぁ、けどなぁ、、、をまじめに繰り返してたわたしが、←とことん、まじめを履き違えている。
ああ、このまま地元に残っても、何処かにいったとしても、何をしても、
本質が変わらない限り、同じなのだとわかったときに、
くることが叶った。
って、え、、、16年越し、、、(滝汗)!!!!
(いや、地元でもそれなりに楽しんでいたのですよ、念のため)
正直やっと移住したにもかかわらず、私の本質は変わらないので
全く落ちついていない日々なのでありますが、
ずっと住みたかった地に住んでいるのだという事実は、
私をたまらない気持ちにさせてくれている。
願いは叶えることが出来るのですね。
で、これが好き!っていう記録を自分なりに残したいと同時に
新しい土地に住むわくわくをお楽しみいただけたら
幸いだなと思い、この度ノートデビューしてみることにした。
今日明日、何が起きるか誰にもわからない。
本当に分からないのである。
だからどんなにしょうもないことでも、自分くらい、「ふんふん、そうなのか」って、聞いてあげてもいいんじゃないでしょか、なんて。
当たり前な人には当たり前なお話ですね。
けど、そうでない人もいたら、これは試す価値ありでっせ、とお伝えしたかったり。
さてさて、どうぞよしなに。