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診断士交流記埼玉殿5:企業内診断士テーマ協議★新人診断士編

3 lines summary
(1)新人診断士の受け皿機能強化
(2)新人診断士の3つの類型
(3)埼玉県協会殿の受け皿機能

栃木県企業内診断士研究会(ティフ研)における研究会活動テー マ4「他域事例研究」の一環として、 埼玉殿企業内診断士研究会への再訪問後に行ったオンライン交流会でのポイントをお伝えします。

★他域識者研究シリーズの前回はこちら★

(1)新人診断士の受け皿機能強化

(一社)埼玉県中小企業診断協会の企業内診断士の会(Pocky の会)殿と前回に続き事務局間でのオンライン情報交換会を実施させて頂いた。

今回はテーマベースディスカッションである。「新人診断士の受け皿機能強化」の観点で、企業内診断士の会と新人コミュニティの両代表とのコミュニケーションを行った。

新人コミュニティの代表は埼玉協会で色々と活動されている。東京の所属もあり、直近では弊会ティフ研の年次フォーラムに参加頂いたり、それがご縁で群馬県協会の研究会にも参加されたりと活発に活動されている。

(2)新人診断士の3つの類型

新人診断士には大括りには以下3つの類型があるのではないかとの仮説を立てさせて頂いてそちらを基に議論させて頂いた。

1)独立系あるいは直ぐ独立したい
2)組織内で出来る範囲で副業兼業したい
3)組織内で自己啓発程度にしたい

議論の中で仮説は概ね合っていると確認できた。なお、必ずこの3つのどれかということでなく、それぞれの割合があるということである。

例えば今回お話した両代表で言うと、一方は2)の割合が多いが1)の割合もある、もう一方は3)の割合が多い、とのことである。そしていずれも埼玉殿はそれを支える枠組みがあるとのことである。

(3)埼玉県協会殿の受け皿機能

企業内診断士の受け皿としては既報の企業内診断士の会がある。隔月に一回の定例会があり、最近では実務従事アンケートも実施している。

企業内に限らず新人の受け皿として新人コミュニティという場がある。テーマを持って集まる20くらいの研究会であり、月一回から二回の開催頻度で支援事例紹介やセミナーを実施する。

そして埼玉協会として定例会・定例研修会が毎月開催され、又、研究会も多数存在しているため、先の類型のいずれの方でも受け皿が整っている。組織の敷居が高くないのも魅力である。

さて新人コミュニティや定例会そのものの母体が「会員活動部」という活動体で、理事をリーダとし独立や企業内に関わらず20名程度が所属する。色々な活動を支援し、新人向けフレッシュフォーラムも会員活動部の活動であり力を入れている。会員活動部の活動は多岐に渡り大変である反面、手当もあり仕事が取りやすい環境がある。会員活動部との情報交換をお願いし非常に有意義な対話を終えた。

以上。


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