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🌱あなたが大切にしたい事、即答できますか?

今日も一日おつかれ様でした!今日は、20代後半の社会人の皆さんにぜひ読んでいただきたい一冊をご紹介します。それは、クレイトン・M・クリステンセン著『イノベーション・オブ・ライフ: ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ』です。この本は、ビジネスの世界で成功を収めるだけでなく、充実した人生を送るためのヒントが詰まっています。
これは10年ほど前、営業推進部門でOJTしてくれた先輩が異動となりひとり立ちすることになった際、本屋でジャケ買いした一冊です。この時はどうしても第三者からの評価を気にしていたので背表紙のコメントが刺さったのだと思います。


人生のジレンマを乗り越えるための一冊

クリステンセン教授は、技術経営の大家として知られ、『イノベーションのジレンマ』などの名著を多数執筆しています。しかし、本書『イノベーション・オブ・ライフ』は、彼の経営戦略の知識を人生訓に落とし込んだ特別な一冊です。彼自身が心臓発作やガン、脳卒中といった大きな試練を乗り越えた経験をもとに、どのようにして幸せな人生を築くかを語っています。

幸せなキャリアを築くために

本書の第1部では、幸せなキャリアを築くための方法が紹介されています。クリステンセン教授は、キャリア選択や仕事に対するアプローチについて、経営学の理論を応用して解説しています。例えば、「計算と幸運のバランス」を取ることの重要性や、口で言うだけではなく実際に行動することの大切さを強調しています。

幸せな関係を築くために

第2部では、幸せな人間関係を築くためのアドバイスが満載です。クリステンセン教授は、家族や友人との関係を大切にすることが、人生の満足度を高める鍵であると説いています。特に、子育てにおいては「そのミルクシェイクは何のために雇ったのか?」というユニークな視点から、子どもたちにどのような経験を提供すべきかを考えさせられます。

罪人にならないために

第3部では、倫理的な判断と行動について触れています。クリステンセン教授は、ビジネスの世界で成功するだけでなく、倫理的な行動を取ることがいかに重要かを強調しています。「この一度だけ」という章では、一度の過ちがどれほど大きな影響を与えるかを示し、常に正しい選択をすることの重要性を説いています。

まとめ

『イノベーション・オブ・ライフ』は、単なるビジネス書ではありません。クリステンセン教授の深い洞察と実体験に基づいたアドバイスが詰まった、人生の指南書です。20代後半の社会人の皆さんにとって、キャリアだけでなく、プライベートな人間関係や倫理的な判断についても考えさせられる一冊となるでしょう。

ぜひ、この本を手に取って、自分自身の人生を見つめ直し、より充実した人生を築くためのヒントを得てください。読後には、きっと新たな視点と勇気を持って、日々の生活に取り組むことができるでしょう。


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