アアルト大学の教授によるコラムですが、実にフィンランド節が利いているポエムだなと感じました。 「過去には目を向けず、未来に向いて行こう」というフィンランドのあちこちで聞くマインド。 恐らくこの思考方法が、幸福度NO.1の秘訣なのではないかな? (実際に離婚裁判やらメンタルカウンセリングやらでも、必ず出てくるフレーズです) ノキアが携帯電話のリーディングカンパニーから転落する流れは、内容的に日本の多くの企業が直面している問題と被るので、出来事的には非常に共感するところではあ
本日はフィンランドは夏至祭り(ユハンヌス)です。夏至祭りは古くからフィンランドの民族の間で大切にされているイベントで、もちろん国民の休日となっています。 その夏至祭りにちなんだ、毎年恒例の通販会社のビンゴがあるそうです。 そのビンゴの内容は… 「今年の溺死者の数を当てよう!」 …不謹慎な内容ですがこれにはちゃんと理由があります。 夏至には霊界との扉が開かれると信じられていた為、かがり火(コッコ)を焚き先祖の供養を悪霊を追い払うのだとか 画像の通り、夏至なので限りなく
フィンランドの教育インフルエンサーであるヤルノ・パーラスマー氏の記事 国家教育委員会のカリキュラム作成メンバーであり、彼が校長を務めるシュタイナー学校はフィンランドでは珍しい私学の学校 教育関係に影響力のある彼の発言が、現在のフィンランド教育のトレンドになっていることは間違いないですが、記事にはいろいろとツッコみたいところがある まず、発達障害の問題には一切触れておらず、子どもの起こす問題行動を「親のしつけ」に集約させるような印象になっている事 個人的には、この記事を始めと
親目線でのフィンランド教育の実態といったところ 注視するところは「勉強は教師の仕事で塾など家庭でのサポートは必要ない」という考えがフィンランドにある事 これは日本と大きく違う所かな? 男女平等共働きを実現するためには、子どもの勉強などを親が熱心に見る事ができないのです。 それが、子ども達の自立を早い段階から求める原動力となっていったのですが。。。 それぞれが都合のいいことを子どもや他人に求めすぎて、噛み合ってない感じ 同時に、教師の権威が非常に大きいので、親は学校を批判する
※ヘルシンギサノマット紙の記事を要約して引用 ヘルシンキで数千人の反差別デモ 副首相・財務大臣リーッカプッラの辞任を求める ・19日朝8時前後、国会議事堂前に3000人から5000人の参加者が集まる ・参加者はTwitterの呼びかけで集まった ・フィンランド在住の移民などがマイクで人種差別についてスピーチ ヘルシンキ新聞のインタビュー フィンランド在住歴40年のサルム・アブドゥルラフマン氏 「フィンランドで長年人種差別で非難されてきた」 「メディアは、PS党の人種差別に
泣きながら書いてます。 幸福度ランキングが今年もフィンランドがトップという事ですが、フィンランドの幸福から取り残された限界中年です。 負け惜しみで書き綴りますが、幸福度ランキングの項目のうち6つは、日本もフィンランドも大差ないのですよ。選択の自由度とか腐敗の認識とか、ツッコみたい気持ちも山々。でも! 第7の指標として、”Dystopia + residual”が日本は圧倒的に低い。これの測り方が細かくゴチャゴチャと書かれており、よくわからなくしてますが、ぶっちゃけ主観的に
2023年2月8日のYLEニュースより 元記事 https://yle.fi/a/74-20016785 短くまとめると ・フィンランドは子どもに優しくないとスペイン出羽守が語る ・社会福祉は子どもに優しい社会を目指してお金は出している ・でも一般人は子どもがうるさいとブチ切れる フィンランドは子どもに優しくない国!? ヘルシンキ在住のフィンランド人 エリナ レスキネンは、ヘルシンキ中央図書館Oodiを頻繁に利用している。Oodiは子ども達や家族連れに配慮されて計画さ
フィンランドの歴史に少しでも興味を持っていただきたいと思い、2022年の夏コミで頒布した妖怪本の副読本から、歴史に関連する記事の一部を無料公開します。急遽準備したため、データでなくスキャンですがご了承ください。 フィンランドは東側の国境をロシアと接しておりますが、歴史上たびたびロシアからの侵攻を受け、ついには1809年にロシアの支配下に置かれます。 こうした隣国からの侵攻は、現在のロシアのウクライナ侵攻にも通ずる話だと思いますし、NATO入り目前のフィンランドの立場もご理解