担当にとっては営業でも私にとっては特別だ|ホスト通いコラム
時々私の担当ホストは何営だろうと思う時がある。
ホストにはさまざまな営業方法がある。
姫(女性客)と恋人のような疑似恋愛を楽しませる色営(いろえい、色恋営業の略)
飲み友だちのような接客をする友営(ともえい、友だち営業の略)
病んで同情させてお金を使わせる病み営(やみえい)
本当の彼女になったと思わせる本営(ほんえい、本カノ営業の略)
私の場合、表面上は色営だ。
私に都合の良い言葉を並べて担当に沼らせる。
実際のところ私は担当に心酔している。
間違いなく依存している。
ただ疑似恋愛かと問われると、甚だ疑問だ。
たしかに私は担当が好きだけど異性としてではない。担当が私を好きかどうかもさほど気にならない。
胸を張って言えることは、担当は頑張る理由であるということだ。
でも推しとは違う。
担当は私が仕事で辛いときに寄り添ってくれている。いわゆるメンタルケアだ。
だから私はその対価として世間から見たら大金である金額を担当に捧げる。
担当もお店でしっかり楽しませてくれるし、引き続きメンケアをする。
私は担当の言葉で前を向けるし、仕事が辛くても頑張れる。
社会からドロップアウトせず、担当に会えることと担当の言葉を糧に実際仕事で結果も残せている。
推しならメンケアはしてくれない。
何営かなんて考えるのは愚問だが、私はしばらく担当から離れられないし離れたら自分が壊れてしまうと思う。
担当はもういなくてはならない特別な存在になっているから、ホストはある意味怖い。