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ホストの言葉は沼への入り口を作る|ホスト通いコラム
顔が良すぎる新しい担当ホストは「頑張る」とは言わない。
必ず「○○のお陰で頑張れたよ、ありがとう」という言葉をくれる。
このありがとうが私を担当の沼にどんどんはまらせていく。
○○がモチベだよ、ありがとう
側にいてくれてありがとう
○○がいるからできた、ありがとう
今月も頑張れたのは○○のおかげ、ありがとう
ここで勘の良い方はお気付きだと思うが、全部私が主体のありがとうだ。
彼の中で私の存在が大きな影響を与えていると錯覚させ、私の頭の中を担当でいっぱいにさせている。
それに私が担当の沼に浸かっていることを知っている。
だからこそ彼の沼から抜け出せないよう、お金を使わせようと私に優しい言葉をかける。
唯一の救いは、彼が私に稼がせようとしないことだ。
担当のために体を使って稼ぐ女の子は少なくない。
もしかするとその優しさが私の貢ぎたい欲を煽っているのかもしれない。
私と担当との関係はたかだか2ヶ月程度だが、私のことをよく理解している。
理解して、私の欲しい言葉を投げかけ、私を支配し彼の沼へと引き摺り込んでいるのだ。
担当の言葉は私を救うが、私の人生において大きな影響を与えすぎている。
ホストの言葉選びの上手さは沼の入り口を作っているのは言うまでもない。
そしてこのnoteを書いている時点でも私は担当のことで頭からがいっぱいだ。