見出し画像

谷桃子バレエ団

才能がある人が、鍛錬するとき、その人は本物の輝きを増していく。

“努力できるのも才能の領域なんだよね、天才はさ、努力できるの”
14くらいの時にバレエの先生の写真家のご主人が話すのを聞きながら、内心、そっと自分に落胆した。技術はもちろんだが、そもそも身体からして私など全くバレエの才能はないのだけれど、それでもやはり、努力する才能がないのかもしれないと自覚したら、なんでそんな基本中の基本さえ、、とガクッときた。


谷桃子バレエ団のYouTube ドキュメンタリーを、憑かれたように見切ってしまった。


才能ある人の目の奥の光の強さ。目標を定め、絶対そこに到達すると決心し、彼女たちは鍛錬する。毎日、毎日。こんな努力ができる人はなかなかいない。やはり、天才は凡人ではないのだなあと、改めて思う。


才能があれば寝ていても花開く….と思うならば、それは幻想。天才は、やっぱり想像を遥かに超える努力をする。そして、やっと、花は開いていく。